「カップル」と「夫婦」の違いとは?分かりやすく解釈

「カップル」と「夫婦」の違いとは?違い

「カップル」「夫婦」はパートナーとして結ばれている関係性を表す言葉です。

2つの言葉はどのような違いで使い分けられているのでしょうか。

今回は、「カップル」「夫婦」の違いを解説します。

「カップル」とは?

「カップル」とは、「男女の2人1組」を意味する言葉です。


「カップル」の使い方

1人の男性と1人の女性が組になっている状態を表します。

一対の存在として2人によって成立している状態を指しており、一般的には恋愛関係によって結ばれているパートナーシップ関係に対して用いられる表現ですが、「カップル」という言葉は様々な場面で使われており必ずしも男女の恋愛関係だけではありません。

同性同士の恋人関係も「カップル」の1種です。

スケート競技ではペアやアイスダンスなど男女が組になって行う競技における男女のパートナーのことを「カップル」と呼び、恋愛感情とは関係なく相棒や相方と同じようなニュアンスでも使われます。


「夫婦」とは?

「夫婦」とは、「結婚によって結ばれた関係性の2人」を指す言葉です。

「夫婦」の使い方

本来は結婚した男女を表す言葉で、日本の場合は法的に婚姻関係が認められた男女の2人組を指します。

結婚に関する法制度は世界によって異なるため宗教儀式や事実上の生活形態で「夫婦」と認めることもあります。

近年は同性愛者の権利拡大が進められ従来形の男女による結婚ではなく同性同士の結婚によって成立した関係性も「夫婦」の1種です。

「カップル」と「夫婦」の違い

「カップル」「夫婦」の違いは「婚姻」です。

婚姻関係がない2人組が「カップル」、法律的あるいは宗教的に婚姻関係が成立している2人組が「夫婦」というように結婚しているかどうかが基準です。

「カップル」の例文

・『鴨川沿いに多くのカップルが座っている』
・『カップル向けに用意した専用席』

「夫婦」の例文

・『結婚式を挙げて夫婦になった』
・『パーティーに夫婦で出席する』

まとめ

「カップル」「夫婦」は結婚しているかどうかで区別されます。

日常でも使う言葉なので違いを理解しておきましょう。

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