「雨天決行」と「荒天中止」の違いとは?分かりやすく解釈

「雨天決行」と「荒天中止」の違いとは?違い

この記事では、「雨天決行」【うてんけっこう】と「荒天中止」【こうてんちゅうし】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「雨天決行」とは?意味

雨が降っても試合やイベントを実行するとき「雨天決行」【うてんけっこう】といいます。

多少の雨が降ったとしても、屋根が付いている、運動場もひどくぬかるんでいないのであれば、試合ができると運営側が決断して雨が降っていても決行するわけです。

この雨の量は小雨程度では決行する場合が多いのですが、屋根が付いている試合会場であれば大雨でも試合を決行します。


「荒天中止」とは?意味

風が強く吹きつけたり、大雨が降ってひどい悪天候であれば「荒天中止」【こうてんちゅうし】伝えて試合を実行しません。

注意報基準を超えた悪天候であれば、選手と観客の安全を考えて試合を中止するわけです。

荒天と判断できる天候は、雪がかなり降って雪かきが必要であったり、風が強く吹いて立っていられないといった状況になります。


「雨天決行」と「荒天中止」の違い

「雨天決行」「荒天中止」の違いを、分かりやすく解説します。

雨が降っていても試合すると決断したとき「雨天決行」ことを観客や選手に伝えるわけです。

雨がひどく降っている天候に焦点を当てた言葉であり、濡れて風邪をひいたり、グラウンドの地面が濡れているため滑って危険だと思うときは小雨でも中止にする場合があります。

もう一方の「荒天中止」は、まるで台風のような雨風の激しい天候のとき試合ができないと判断したことを人々に伝えて見送るわけです。

「雨天決行」の例文

・『午前中から雨が降っていたが、雨天決行する』
・『雨天決行した野球の試合はいつも以上に興奮した』

「荒天中止」の例文

・『今日の試合は荒天中止になったことを電子掲示板で知った』
・『荒天中止になった試合は来月の半ばに行うことになった』

まとめ

どちらも天候が悪い状況であるとき使う言葉ですが、雨が降った状況で使われるか、雨風が強いとき中止するために使われるかの違いがありますので、状況に応じてどちらを使えばいいか判断して使い分けてみるといいでしょう。

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