「使用」と「仕様」の違いとは?分かりやすく解釈

「使用」と「仕様」の違いとは?違い

この記事では、「使用」「仕様」の違いを分かりやすく説明していきます。

「使用」とは?

「使用」「しよう」と読みます。

意味は、「ある目的の為に、人や物を働かせること」です。

目的を達成する為に、人や物を動かして思い通りにすることを表します。


「使用」の言葉の使い方

「使用」は名詞として「私用する・した」「使用に耐える」「使用中」などと使われます。

「使」「つか(う)」とも読み「動かす」「働かせる」という意味、「用」「もち(いる)」とも読み「役立てる」という意味、「使用」「働かせて役立てること」になります。


「仕様」とは?

「仕様」「しよう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「あるものごとをする方法」という意味です。

2つ目は「機械や建築物などの構造や内容」という意味です。

「仕様」の言葉の使い方

「仕様」は名詞として「仕様がある・ない」「〇〇仕様」などと使われます。

「仕」は動詞「する(為る)」の連用形「し」の当て字、「様」「さま」とも読み「決まった形」「一定のやり方」という意味、「仕様」「あることをする一定のやり方」「あるものごとの決まった形」になります。

「使用」と「仕様」の違い

「使用」「働かせて役立てること」です。

「仕様」「あることをする一定のやり方」「あるものごとの決まった形」です。

「使用」の例文

「使用」の例文は以下の通りです。

・『勤務中にスマホを使用するのはよくない』
・『会議室は使用中です』
・『メモ帳にコピーの裏紙を使用する』

「仕様」の例文

「仕様」の例文は以下の通りです。

・『これはこのパソコンの仕様です』
・『モデルチェンジにより仕様が変更される』
・『もっと他に仕様があるのではないか』

まとめ

今回は「使用」「仕様」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

違い
違い比較辞典