「おんぶ」と「背負う」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「おんぶ」と「背負う」の違いとは?違い

この記事では、「おんぶ」「背負う」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「おんぶ」とは?

小さな子供が泣いていたり、1人で置くのは危険と感じたとき背中に背負ってあやす行為を「おんぶ」といいます。

とくに、1人では容易に歩けない赤ん坊を背中に背負い、「おんぶ紐」を体に巻きつけて固定して歩くのです。

背中におぶったときは上下に揺さぶってあやしたり、外を歩いて空気を吸わせて気分転換させます。

ときに、老いた親を立派に成長した息子が背中に乗せて歩き、家まで連れて帰る場合もあるわけです。


「背負う」とは?

重くて持てずに困っている人の荷物を背中に乗せて歩くことを「背負う」【せおう】といいます。

また、「子供を背負う」といって人を背中に「おんぶ」するように乗せて歩く行為を指す言葉です。

あえて自分の方から重い物を引き受けて背中で支えるようにして持ち運ぶところから、責任がある仕事を請け負い、前向きに突き進むその行動を指します。


「おんぶ」と「背負う」の違い

ここでは「おんぶ」「背負う」の違いを、分かりやすく解説します。

負んぶと書いて「おんぶ」と読むこの行為は、体格が小さな者が疲れて歩けないとき背中に背負って歩くときに使われている行動です。

主に、小さな子供を親が背中に背負って泣き止むように揺すってあやす場合もあります。

もう一方の「背負う」は背中に人の重い荷物を支えるようにして歩くところから、周囲が遠慮したくなるほど難しい仕事を担って遣りきるという意味でも使われている言葉です。

「おんぶ」の例文

・『疲れた上司をおんぶして駐車場まで運び、車で送った』
・『おんぶすると乳飲み子の心臓の音が背中にしっかり感じた』

「背負う」の例文

・『彼氏の借金を背負う姉は、夜遅くまで働いて返済した』
・『弟が犯した罪をすべて背負う覚悟で家を出る兄だった』

まとめ

人を背中で支えるようにして歩く行動を指す言葉です。

小柄か大柄な相手により使い分けたり、借金や失敗を「背負う」と使うなど学んで使い分けしてみましょう。

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