この記事では、「防寒着」と「防寒具」の違いを分かりやすく説明していきます。
「防寒着」とは?
「防寒着(ぼうかんぎ)」とは、寒さを防いだり、温かさを保つための衣類のことを言います。
「防寒着」の「防」は「備える」、「とどめる」、「さえぎる」などの意味があります。
また、「寒」は「さむい」、「さむさ」、「貧しい」などを表しています。
そして、「着」は「きる」、「衣服を身につける」、「つく」などを指しています。
「防寒具」とは?
「防寒具(ぼうかんぐ)」とは、寒さを防ぎ、温かさを保つための衣類や道具のことを表しています。
「防寒具」の「防」と「寒」は、前述のとおりの意味になります。
さらに「具」は、「備える」、「備わる」、「道具」などを指しています。
「防寒着」と「防寒具」の違い
「防寒着」と「防寒具」の違いを、分かりやすく解説します。
「防寒着」とは、寒さを防いだり、温かさを保つための衣類のことを意味しています。
一方、「防寒具」は寒さを防ぎ、温かさを保つための衣類や道具のことを言います。
そのため、「防寒具」の中には「防寒着」も含まれるので、この点に違いがあります。
「防寒着」の例文
・『室内での防寒着の着用は節電にも繋がります』
・『今シーズンは新たに防寒着を購入しました』
・『寒い時期の屋外での観戦なので、防寒着を着込んできた』
・『冬は会社指定の防寒着の制服があります』
「防寒具」の例文
・『来たる冬に備えて、防寒具は一通り揃えてあります』
・『あらゆる防寒具を身に着けて出かける』
・『春が来たので、防寒具を洗濯して片付けました』
・『これらはかなり機能性の高い防寒具です』
まとめ
「防寒着」は漢字の意味で見てみると、「寒さを遮る衣服を身に着ける」のような意味合いになります。
また、「防寒具」は漢字の意味でみると、「寒さを遮る道具」と言うような意味合いになります。
それぞれの言葉の意味や違いを知り、適切に使っていきたいものです。