この記事では、「編集」と「修正」の違いを分かりやすく説明していきます。
「編集」とは?
「編集は「へんしゅう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「一定の方針に従い文章や資料を整理して、他人に見せる様にまとめること」という意味です。
2つ目は「映像や画像の無駄な部分を省いてまとめること」という意味です。
「編集」の言葉の使い方
「編集」は名詞として「編集する・した」「編集長」などと使われます。
「編」は「あ(む)」とも読み「糸でとじて書物を作る」から転じて「文章を集めて書物に仕立てる」「組み合わせてまとまった形に仕立てる」という意味、「集」は「あつ(める)」とも読み、「一か所にまとめること」という意味、「編集」で「複数のものを組み合わせてひとつのまとまった文章や動画にすること」になります。
「修正」とは?
「修正」は「しゅうせい」と読みます。
意味は「不適当・不十分と思われる部分を改め直すこと」です。
文章や画像、動画などで、誤りや人が不快になること、公序良俗に違反すると思われる箇所などを改める作業を表します。
「修正」の言葉の使い方
「修正」は名詞として「修正する・した」「修正済み」などと使われます。
「修」は「おさ(める)」とも読み「学問・技芸を身につける」から転じて「手を加えてなおす」という意味、「正」は「ただ(しい)」とも読み「間違いがない」「いつわりがない」「道理にかなった」という意味、「修正」で「手を加えて間違いや不適切なものをなおすこと」になります。
「編集」と「修正」の違い
「編集」は「複数のものを組み合わせてひとつのまとまった文章や動画にすること」です。
「修正」は「手を加えて間違いや不適切なものをなおすこと」です。
「編集」の例文
「編集」の例文は以下の通りです。
・『動画を編集してアップする』
・『画像を編集してダイジェスト版を作る』
・『資料を編集して書物にまとめる』
「修正」の例文
「修正」の例文は以下の通りです。
・『初版の誤りを改定版で修正する』
・『修正箇所を白ペンキで塗りつぶす』
・『画像を加工修正する』
まとめ
今回は「編集」と「修正」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
