この記事では、「独力」と「自力」の違いを分かりやすく説明していきます。
「独力」とは?
独力は、どくりょくと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、ただ一人やひとり者といった意味を持っている独の漢字に、肉体的や精神的なちからといった意味を有する力の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ独力は、自分一人の力といった意味を表すのです。
「独力」の言葉の使い方
独力は、自分だけの力という意味の言葉として使われています。
他人に力を借りずに自分一人だけの力を使って、何かを行うといった意味の言葉として、この独力は使用されているのです。
「自力」とは?
自力は、じりきと読むべき言葉となっています。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、みずからやじぶん等の意味の自の文字に、わんりょくとか、たいりょくといった意味がある力の文字を付け加える事で誕生した言葉です。
以上の事から自力は、自分一人の力や自分の力といった意味を示します。
「自力」の言葉の使い方
自力は、自分だけの力といった意味の言葉として用いられているのです。
例えば、自力で解決する、といった表現で自分だけの力で、問題等を解決へと導こうとする意味を示します。
他にも、自分が持つ力自体を、この自力という言葉で表現したりするのです。
「独力」と「自力」の違い
独力と自力の漢字表記を比べれば、最初の漢字が、独と自という違いがある事に気付く事が出来ます。
所が2文字目は共に力の漢字であり、どちらも、自分だけの力という同じ意味を持っているのです。
ただし自力はそれに加えて、自分が持っている力という意味を、示す事もあります。
まとめ
2つの言葉は、共に2文字目が同じ力の漢字が使用されており、自分一人の力という意味を所有する言葉同士です。
ですが最初の漢字が違う事で、表す意味合いの幅にも相違点を見出す事が出来ます。
というのも自力の方は、自分一人の力以外にも、自分が持っている力という意味を表現する事が可能です。