「正義」と「正しさ」の違いとは?分かりやすく解釈

「正義」と「正しさ」の違いとは?違い

この記事では、「正義」【せいぎ】と「正しさ」【ただしさ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「正義」とは?意味

理不尽な理由で追い込まれている人を助けたいと思うその気持ちを「正義」【せいぎ】といいます。

正しいと思えない行動や考え方で正しい主張を否定される人を見れば、助けてあげたいと強く思う道理がある人を「正義感が強い人だ」といって尊敬するわけです。

人として正しいと思う行動ができる人は、まさしく「正義」に溢れていると分かります。


「正しさ」とは?意味

一般的な道徳を持った考え方して、人に迷惑をかけない行動ができる行為を「正しさ」【ただしさ】といいます。

道理や真理にかなった考え方ができる者は他人を傷つけるようなことはせず、相手を思う行動がさりげなくできるのです。

法律に反する悪い行為することなく、清く、前向きな行動ができるその考え方こそが「正しさ」であり、人から頼られ、尊敬される人になります。


「正義」と「正しさ」の違い

ここでは「正義」「正しさ」の違いを、分かりやすく解説します。

人を助けてあげたいと思う気持ちを持って行動することを「正義」といいます。

正義感に包まれる人は、困っている者には手を差し伸べたり、解決すべく問題の策を考える行動を見せるのです。

もう一方の「正しさ」は、人を騙したり、傷つけるといった法律に触れる行為しないまっとうな行動ができる行為を意味します。

「正義」の例文

・『兄は正義に満ち溢れている人なので、快く手を差し伸べられる』
・『正義感が強い友人は悩みを抱える人の相談相手になれる』

「正しさ」の例文

・『礼儀正しさを自らが証明する結果となった』
・『上司の前では偽りの礼儀正しさを見せつける部下がいる』

まとめ

どちらも正しいことをする人に対して使われている言葉ですが、意味や使う場面に違いがありますので、自分なりに使い方を考えてみるといいでしょう。

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