「総和」と「合計」の違いとは?分かりやすく解釈

「総和」と「合計」の違いとは?違い

この記事では、「総和」「合計」の違いを分かりやすく説明していきます。

「総和」とは?

総和は、そうわと読むべき言葉です。

文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、全てや全部といった意味を持つ総の文字に、2つ以上の数を合わせたものといった意味を有する和の文字を付け加える事で、誕生した言葉となっています。

以上の事から総和は、全体を加えた数量といった意味を示すのです。


「総和」の言葉の使い方

総和は、全体の合計といった意味に用いられる言葉となっています。

より具体的には全体の数を加えていった結果、出される数量といった意味の言葉として、この総和という言葉が使用されたりするのです。


「合計」とは?

合計は、ごうけいと読むのが正解な言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、2つ以上のものが一緒になるやあう、あわせるといった意味の合の漢字に、はかるや数える等の意味がある計の漢字を付け足す事で完成した言葉です。

だからこそ合計は、2つ以上の数値を合わせてまとめる事や、その様に出された数字といった意味を表します。

「合計」の言葉の使い方

合計は、2つ以上の数値を合わせて出される数字といった意味の言葉です。

何かを基準にして、2つ以上の数字を合算して数を出す事や、そういった形で出された数字に対してこの合計という言葉が使用されています。

「総和」と「合計」の違い

総和と合計の漢字を比べれば、使用されている漢字も読み方も、全然違う言葉同士であると即座に気付く事が可能です。

所がどちらも、数字を合わせるという似た意味を持っている点がややこしかったりします。

とはいえ総和は、全体の合計という意味を示すのです。

一方の合計は、2つ以上の数値を合わせてまとめるという意味を表します。

まとめ

2つの言葉は、使用している漢字や読み方に共通点はありません。

ですがどちらも、数を合わせるという同じ様な意味合いを所有している点が厄介です。

ただし総和は、全体を加えた数量という意味の言葉として、用いられています。

対する合計は、2つ以上の数値を合わせてまとめる事や、その様にして出された数という意味の言葉として使われているのです。

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