「現金書留」と「簡易書留」の違いとは?分かりやすく解釈

「現金書留」と「簡易書留」の違いとは?違い

この記事では、「現金書留」「簡易書留」の違いについて紹介します。

現金書留とは?

現金書留とは書留のうち、現金を送るために用いられる専用の一般書留のことをいいます。

書留は窓口で引受けたところから配達されるまでの過程を記録する郵便で、万が一届かなかったり破損した場合には実損額を支払ってもらえます。

現金書留の賠償額は1万円ですが、賠償額を増やしたい時には5000円ごとに10円支払うことで賠償額を上げることができます。

賠償額の上限は、50万円となっています。

現金書留を送る場合、基本料金に加えて435円が加算されます。

現金を送るものなので、結婚祝いなどお祝いのお金を贈りたい時に利用されることもあります。

現金書留は、ご祝儀袋が入るサイズになっています。


簡易書留とは?

簡易書留とは書留のうち、引受けと配達のみを記録するものをいいます。

一般書留よりも簡易的で、送達過程は記録されません。

料金は、基本料金に320円が加算されます。

簡易書留は、土曜日や日曜日といった休日にも配達を行っています。

また、対面による受け渡しを行っているので、不在の場合には持ち帰って再配達となります。

また、簡易書留にも万が一の際の賠償がありますが、賠償額の上限は5万円です。


現金書留と簡易書留の違い

どちらも書留の一種ですが、大きな違いは現金を送れるかどうかにあります。

現金を送れるのが現金書留で、それ以外は現金を送ることはできません。

また、簡易書留は引受けと配達のみ記録されますが、現金書留は引受けと配達に加えて送達過程も記録されます。

それから料金にも違いがあり、料金が高く設定されているのは現金書留の方です。

万が一、届かなかったり破損した場合の際の賠償額にも違いがあります。

通常の賠償額は現金書留が1万円ですが、50万円まで賠償額を上げることができます。

簡易書留の場合、上限額は5万円です。

まとめ

現金を送ることができるのが現金書留で、現金を送ることができないのが簡易書留になります。

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