この記事では、「所在地」と「居住地」の違いを分かりやすく説明していきます。
「所在地」とは?
「所在地(しょざいち)」とは、主に建物がある場所のことを言います。
「所在地」の「所」は「ところ」、「場所」、「居所」などの意味があります。
また、「在」は「ある」、「存在する」、「いる」などを表しています。
そして、「地」は「つち」、「大地」、「場所」などを指しています。
「居住地」とは?
「居住地(きょじゅうち)」とは、現在、住んで暮らしている場所のことを表しています。
「居住地」の「居」は、「いる」、「おる」、「住む」などの意味を持っています。
さらに「住」は、「すむ」、「とどまる」、「住まい」などを指しています。
そして、「地」は前述のとおりの意味になります。
「所在地」と「居住地」の違い
「所在地」と「居住地」の違いを、分かりやすく解説します。
「所在地」とは、主に建物がある場所のことを意味しています。
一方、「居住地」は現在、住んで暮らしている場所のことを言います。
「所在地」は人や物に対して使うこともありますが、多くの場合は、建物が存在している場所のことを指しています。
それに対して、「居住地」は人が現在住んでいる場所を表しているので、この点に違いがあります。
「所在地」の例文
・『用紙に所在地を記入する』
・『会社の所在地を変更する』
・『ここはかつて大学の所在地でした』
・『事前に先方の所在地を確認して、その場所へ向かった』
「居住地」の例文
・『久しぶりに彼に連絡を取ったら、居住地が変わっていました』
・『いくつかある居住地の中で、ここが一番居心地が良い』
・『新たな居住地は、駅に近い場所を選びました』
・『居住地を移動することになりました』
まとめ
「所在地」は漢字の意味で見てみると、「ある場所」、「存在する場所」のような意味合いになります。
また、「居住地」は漢字の意味でみると、「住む場所」と言うような意味合いになります。
それぞれの言葉の意味や違いを知り、適切に使っていきたいものです。