この記事では、「外構」と「外壁」の違いを分かりやすく説明していきます。
「外構」とは?
外構は、がいこうと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、ある範囲から離れたそとがわといった意味を持つ外の漢字に、かまえや囲いといった意味を有する構の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ外構は、門や垣等の家屋敷の外見の造りを表すのです。
「外構」の言葉の使い方
外構は、居住する建物の外にある構造物全体を表現する言葉として使われています。
具体的には、門や塀、柵や垣根等がそれにあたり、家屋等の建物自体は関連しない外回りの事を指し示す際に、使用される言葉です。
「外壁」とは?
外壁は、がいへきか、或いはそとかべと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、範囲のそとがわといった意味の外の文字に、かべといった意味がある壁の文字を付け加える事によって完成した言葉です。
以上の事から外壁は、外側の壁といった意味を示します。
「外壁」の言葉の使い方
外壁は、壁の外側といった意味の言葉として用いられているのです。
特に家屋等の建物の外側にある壁を表現する言葉であり、外壁塗装とか、外壁の塗り替えといった使い方を良く見掛ける事が出来ます。
「外構」と「外壁」の違い
外構と外壁の漢字を見比べれば、2文字目の漢字が構と壁という明確な違いがある事に、気付く事が可能です。
所が最初の漢字は同じ外であり、どちらも家等の建物に関連した言葉として見掛ける事が出来ます。
ただし外構は、家屋等の建物の周りにある、門や塀、垣根等の構造物の総称として使われているのです。
一方の外壁は、主に建物の外と接している側の壁、といった意味を示します。
まとめ
2つの言葉は、2文字目の漢字に違いがある事で、示す意味合いにも相違点を見出す事が可能です。
ちなみに外構は、門や垣根、塀といった建物の周囲にある建造物の総称として使われる言葉となっています。
対する外壁は、建物の外側の壁といった意味の言葉として用いられているのです。