「核心」と「本質」の違いとは?分かりやすく解釈

「核心」と「本質」の違いとは?違い

この記事では、「核心」「本質」の違いを分かりやすく説明していきます。

「核心(かくしん)」とは?

「核心」とは、「物事の中心となる大切なところ」を意味する言葉です。

「核心」の類義語には「中核(ちゅうかく)」「中心(ちゅうしん)」などがあります。


「核心」の使い方

「核心」は名詞として使われています。


「本質(ほんしつ)」とは?

「本質」には以下の意味が含まれています。

「物事における根本的な性質や要素」「本来の姿」
「哲学において、存在する者の基底や本性を成すもの」
「本質」の類義語には「本体(ほんたい)」「実体(じったい)」「根本(こんぽん)」「根柢(こんてい)」「根幹(こんかん)」「根源(こんげん)」などがあります。

「本質」の使い方

「本質」は名詞として使われています。

「核心」と「本質」の違い

「核心」「物事の中心となる大切な箇所」という意味を表すのに対して、「本質」「物事における根本的な性質や要素」、そして「本来の姿」という意味を表します。

「核心」の例文

・『度重なる調査の結果、事件の核心をつくことに成功した』
・『我々は長い年月を経て、大いなる陰謀の核心に迫りつつあった』
・『もはやデジタルツールは現代人の生活を成り立たせるための核心を成しているといえる』

「本質」の例文

・『表面にだけ囚われずに、物事の本質を見極められるようにならなければならない』
・『窮地に立たされたときの言動で、その人の本質が見えてくるものである』
・『2人だけで会話をした結果、父は息子の本質にわずかだが触れた気がした』

まとめ

「核心」とは、「物事の中心となる大切なところ」を意味する言葉です。

「本質」とは、「物事における根本的な性質や要素」「本来の姿」「哲学において、存在する者の基底や本性を成すもの」という意味を表す言葉です。

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