「カッターナイフ」と「ロールカッター」はどちらも手軽に使える刃物です。
この2つはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「カッターナイフ」と「ロールカッター」の違いを解説します。
「カッターナイフ」とは?
「カッターナイフ」とは、「刃を交換できる刃物」です。
「カッターナイフ」の使い方
一般的な刃物は切れ味が悪くなったら研いで切れ味を戻します。
刃を研がずに使い捨てて新しい刃と交換可能な刃物が「カッターナイフ」です。
先端部分の切れ味が悪くなったら折り取って下部を刃先に替えることで切れ味を保ち最後まで折り取ったら別の新しい刃に交換します。
使わない時は刃を収納できるので安全です。
「ロールカッター」とは?
「ロールカッター」とは、「円形の刃を押し当て回転させて切断する刃物」です。
「ロールカッター」の使い方
台の上に置いた布や紙に円形の刃を押し当て車輪を転がすように回転させて切断するのに使います。
布や紙など薄手のものを切り抜くのに使う刃物で薄手のものでも引っかかることなくきれいに切断できるのが特徴です。
直線だけでなく曲線を切るのにも向いているので型紙に沿って布地を切る時に使用されます。
「カッターナイフ」と「ロールカッター」の違い
交換可能な直線の刃を持つ刃物が「カッターナイフ」、回転する円形の刃を持つ刃物が「ロールカッター」です。
どちらも薄手のものを切るのに使う刃物ですが固定された刃を手で動かして切る「カッターナイフ」に対し「ロールカッター」は円形の刃を転がすように回転させて切断します。
「カッターナイフ」の例文
・『カッターナイフで厚紙を切る』
・『カッターナイフの刃を替える』
「ロールカッター」の例文
・『布をロールカッターで切る』
・『ロールカッターは押しつけるように転がして使う』
まとめ
「カッターナイフ」と「ロールカッター」はどちらも安全に使える刃物ですが刃の形状が大きく異なります。
向いている用途が違うので目的にあわせて選びましょう。