鉄道模型の「ジオラマ」と「レイアウト」の違いとは?分かりやすく解釈

「ジオラマ」と「レイアウト」の違いとは?分かりやすく解釈違い

鉄道模型の世界には、「Nゲージ」「ライケン」「バラスト」など独特の用語があります。

その中でおなじみのものに「ジオラマ」がありますが、これはどういう意味なのでしょうか。

この記事では、「ジオラマ」「レイアウト」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ジオラマ」とは?

「ジオラマ」とは、背景を作り込んだ舞台に主役となる模型を置いて、その世界観を表現することを目的とした作品です。

元々は、フランス語の「diorama」からきたものです。

鉄道模型に置いては、ベースの上に山や川などの地形、建物、駅、レール、道路、人のフィギュアなどを配置します。

英語ではフランス語由来の「diorama」「scenary section」と呼ばれます。


「レイアウト」とは?

「レイアウト」とは、本来の意味としては「配置」というもので、複数のものをどのように置くかということを意味する言葉ですが、ここでは鉄道模型の世界での「レイアウト」に関して説明します。

鉄道模型に置いては若干本来の意味とは離れて、前述の「ジオラマ」に対する言葉として定義され、主に模型を風景の中では知らせることを目的に作成されたものをこう呼びます。


「ジオラマ」と「レイアウト」の違い

「ジオラマ」「レイアウト」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言い方は元々レベルの違う言葉で、違うを論じるようなものではありませんが、鉄道模型の世界では同じようなことを表す言葉になっています。

両方とも鉄道模型とその風景を作り込んだものなのですが、「ジオラマ」が固定された風景を含めた景色を楽しむのに対して、「レイアウト」は基本的には模型を走らせることを目的に組まれたもので、背景としての風景が変化することを楽しむようになっています。

まとめ

この記事では、「ジオラマ」「レイアウト」の違いを、解説してきました。

ここまで説明してきたように、鉄道模型の世界での「レイアウト」は一般に使われている意味とは違うものです。

面白い事に、「ジオラマ」という言葉はガンプラ、建物や自動車などの他の模型でも使われるのに、「レイアウト」は鉄道模型だけで、他の模型では単に「配置」のことしか意味しません。

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