この記事では、「学則」と「校則」の違いを分かりやすく説明していきます。
「学則」とは?
学則は、がくそくと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、まなぶ事やがくもんといった意味を持つ学の文字に、決まりとか、のっとるといった意味を所有する則の漢字を付け加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から学則は、それぞれの学校で定める学事や組織に関する決まりを示すのです。
「学則」の言葉の使い方
学則は、学校を運営して行く上で必要な決まりといった意味で用いられる言葉となっています。
具体的には、授業日数や教育課程、学習の評価といった様々な条項の決まりに対して、この学則という言葉が使用されているのです。
「校則」とは?
校則は、こうそくと読むのが正解な言葉となっています。
がっこうという意味の校の漢字に、ルールや手本とするといった意味がある則の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ校則は、生徒が守るべき学校の規則を表します。
「校則」の言葉の使い方
校則は、学校内において特に生徒が守るべき規則という意味で使われている言葉です。
服装や髪形、日常の生活といった事まで、その学校の生徒として在籍する上で守るべきルールに対して、この言葉が使用されています。
「学則」と「校則」の違い
学則と校則の漢字を比べれば即座に、学と校という漢字の違いがある事に気付く事が可能です。
所が2文字目の漢字は同じ則であり、共に学校が定めた決まりや規則といった意味を持っています。
とはいえ学則は、授業日数や学習評価、認定等の様に修学する上で必要な事項を定めた規則です。
一方の校則は、その学校に在籍する生徒が守るべき、規則を示す言葉となっています。
まとめ
2つの言葉は、共にそれぞれの学校が定めた規則という意味を表すのです。
ですが最初の漢字が違う事で、示す意味には相違点が生じています。
ちなみに学則は、学校を運営するために必要な修学上の決まり等を表現する際に、使われる言葉です。
対する校則は、その学校の生徒として守るべきルールに対して、用いられる言葉となっています。
