「簡易書留」と「特定記録」の違いとは?分かりやすく解釈

「簡易書留」と「特定記録」の違いとは?違い

この記事では、「簡易書留」「特定記録」の違いについて紹介します。

簡易書留とは?

簡易書留とは書留の一種で、郵便物や荷物の引き受けと配達を記録するものをいいます。

万が一、郵便物が届かなかったり壊れてしまった場合には、5万円を限度とする実損額が賠償されます。

書留には一般書留・現金書留・簡易書留の3種類があり、簡易書留は一般書留よりも簡易化されています。

一般書留は郵便物の引き受けから配達まで送達過程が記録されますが、簡易書留は引き受けと配達のみ記録されます。

また、損害賠償額も一般書留は500万円まで設定することができますが、簡易書留は5万円が上限です。


特定記録とは?

特定記録とは、郵便物やゆうメールの引き受けを記録するサービスのことをいいます。

郵便物は郵便受箱に配達されることになったおり、インターネット上で配達状況を確認することができます。

手紙やハガキ、雑誌などの定期刊行物、ゆうメール等に利用できるサービスです。

速達や配達日指定といったオプションサービスと併用することもできます。


簡易書留と特定記録の違い

簡易書留と特定記録の違いは、配達方法や保障の有無、料金などにあります。

配達方法は簡易書留が対面による手渡しなのに対して、特定記録は郵便受けに投函することで完了となります。

簡易書留の場合、受取人が不在の時には郵便局員が持ち帰ります。

また、簡易書留には最大で5万円までの補償がありますが、特定記録には補償はありません。

そのため高価なものを送りたい時に、簡易書留を利用することも多いです。

それから簡易書留の加算料金は320円となっており、特定記録は160円なので特定記録の方が割安です。

簡易書留は土曜日や日曜日などにも配達されますが、特定記録は通常の郵便と同じなので平日のみ配達されます。

まとめ

対面によって受け渡すのが簡易書留で、郵便受けに投函して完了となるのが特定記録です。

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