「誤信」と「誤認」の違いとは?分かりやすく解釈

「誤信」と「誤認」の違いとは?違い

この記事では、「誤信」【ごしん】と「誤認」【ごにん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「誤信」とは?意味

あやまったまま認識して信じ込んでしまうことを「誤信」【ごしん】といいます。

認識する時点で、自分が間違っていることに気が付かずに頭の中へ叩き込んでしまうため、その後もずっと間違いを信じていることに気がつきません。

もう絶対にこうなんだと信じきっているため、人がそれは違うと指摘しても、素直に受け止めないところが周囲を困らせるのです。


「誤認」とは?意味

本当は事件に関わっていないというのに、あやまって関与したと認めてしまうことを「誤認」【ごにん】といいます。

事件に関与したと思われる容疑者に対して、警察が犯行を認めさせようと強引な取調べをするため精神的に追い込まれた人は思わず「自分がやりました」と認めざるおえないとき、「誤認逮捕」といった状況になってしまうのです。


「誤信」と「誤認」の違い

「誤信」「誤認」の違いを、分かりやすく解説します。

最初から違う認識したままで信じ込んでしまうことを「誤信」といいます。

自らがあやまって誤解して信じ込むことで、物事が悪い状況になってしまったり、人との関係が悪化してしまうこともあるわけです。

もう一方の「誤認」は、悪いことをしていないのに、あやまって自分がやったと認めてしまう行為を意味しています。

「誤認」することで不利な立場に追い込まれてしまい、罰を受けるという取り返しがつかなくなることもあるのです。

「誤信」の例文

・『高価な物ばかり持っているので金持ちだと思えば誤信だった』
・『日本でカジノは合法だと言う人もいるが、誤信の可能性がある』

「誤認」の例文

・『誤認逮捕したのに、警察はまったく謝罪しないところが苛立つ』
・『殺してはいけない動物なのに、業者は誤認して駆除してしまった』

まとめ

どちらも似ている言葉ですが、使い方や意味に多少の違いがありますので、自分なりに意味を学んでからうまく使いこなしてみるといいでしょう。

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