「至極」と「究極」の違いとは?分かりやすく解釈

「至極」と「究極」の違いとは?違い

この記事では、「至極」「究極」の違いを分かりやすく説明していきます。

「至極」とは?

「至極(しごく)」とは、「この上もなく」「この上ない」「これ以上はない」ことを表しています。

「至極」と似た意味を持つ語としては、「極めて」「極度」「極端」「極々・極極(ごくごく)」、あるいは「至って」などが挙げられます。


「究極」とは?

「究極(きゅうきょく)」とは、物事を突き詰めて、極まることや、最後に行き着くところを意味しています。

「究極」と似ている語では、「窮極(きゅうきょく)」「極限」、または「極点」などがあります。


「至極」と「究極」の違い

「至極」「究極」の違いを、分かりやすく解説します。

「至極」とは、「この上もなく」「この上ない」「これ以上はない」ことを言います。

「究極」は、物事を突き詰めて極めることや、最後に行き着くところを表しています。

「至極」「究極」は、どちらも「これ以上はない」と言う意味合いが含まれています。

しかし、「究極」の方は物事を突き詰めて極めることも含まれているので、この点が異なっています。

「至極」の例文

・『その答えは案外、至極簡単なことかもしれません』
・『彼は至極満足して帰って行きました』
・『私はそのような行動をしたことは、至極当然だと思っています』
・『あることが明確になり、私は至極明るい気持ちになりました』

「究極」の例文

・『目的を達成するために、究極の集中力を身に付けたい』
・『これは私が一生をかけて行いたい究極のテーマです』
・『私が考えに考え抜いて出した究極の結論がこれです』
・『私は究極的な目標を見据えて行動しています』

まとめ

「至極」「究極」はどちらも「極」と言う字が入っています。

「極」「きわまる」「この上なく」と言う意味が含まれているので、この点が共通しています。

「至」「この上ない」「とどく」などの意味があり、「究」「きわめる」「終わり」などを表しているので、この点に意味の違いが見られます。

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