この記事では、「時点」と「次点」の違いを分かりやすく説明していきます。
「時点」とは?
「時点」は「じてん」と読み、の意味は以下の通りです。
1つ目は「時間の流れの中で、ある一か所のこと」という意味で、ピンポイントでのある時間の部分を表します。
2つ目は「時間の流れの中で、ある時期のこと」という意味で、あることが続いている期間のことです。
「時点」の言葉の使い方
「時点」は名詞として「正午時点」「今時点」などと使われます。
「時」は「月日の移りかわりを表す規準」「時間の中のある一定の折」「一日を二四等分した時間の単位」という意味、「点」は「小さなしるし」から転じて「特定の位置や箇所」という意味、「時点」で「時間の中の、ある一定の位置や箇所」になります。
「次点」とは?
「次点」は「じてん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「最高点数に続くひとつ下の点数」という意味で、惜しくも最高点を逃した次の順位の点数を表します。
2つ目は「入賞者や当選者の次に当たる人」という意味で、惜しくも入賞や当選を逃した次の順位の人を表します。
「次点」の言葉の使い方
「次点」は名詞として「次点となる」「次点作品」などと使われます。
「次」は「つぎ」とも読み「二番目」「続くもの」という意味、「点」は「特定の位置や箇所」という意味、「次点」で「二番目に続く位置」になります。
「時点」と「次点」の違い
「時点」は「時間の中の、ある一定の位置や箇所」です。
「次点」は「二番目に続く位置」です。
「時点」の例文
「時点」の例文は以下の通りです。
・『現時点でははっきりと言えない』
・『今時点で分かっているのは、書類は3時頃届くということだけだ』
・『昨日の午後の時点で応募作品は100を超えている』
「次点」の例文
「次点」の例文は以下の通りです。
・『彼は市議選で次点となった』
・『次点の作品も冊子に掲載される』
・『オーディションの結果惜しくも次点だった』
まとめ
今回は「時点」と「次点」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。