この記事では、「夏至」と「冬至」の違いを分かりやすく説明していきます。
「夏至」とは?
「夏至」とは日の出から日没までの時間が一年で一番長い日です。
1日のうち太陽が見える時間は公転のルートに対し傾いている地球の自転軸が、太陽に対してどの方向を向いているかによって決まり、北半球か南半球かと地球の位置関係によって変化します。
北半球では北極側の自転軸が太陽へ向いている日が「夏至」です。
地球は1年で同じルートを通って太陽の周りを回るので、日本の「夏至」は毎年6月21日か6月22日のどちらかになります。
「冬至」とは?
「冬至」とは日の出から日没までの時間が一年で一番短い日です。
北半球では南半球側の自転軸が太陽を向いている日が「冬至」になります。
「夏至」が毎年ほぼ同じ日におとずれるように「冬至」も毎年ほぼ同じ日に迎え、「夏至」からちょうど半年後にあたる12月21日か12月22日が毎年の「冬至」です。
また現在で言う旧正月が制定される以前の古代中国では「冬至」の日を1年の始まりとして扱っていました。
「夏至」と「冬至」の違い
「夏至」と「冬至」の違いを、分かりやすく解説します。
一年で最も日の出から日没までの時間が長い一日が「夏至」で、逆に最も日の出から日没までの時間が短い日が「冬至」です。
北半球での「夏至」は北極側の自転軸が太陽を向いている日であり、「冬至」の日は南極側の自転軸が太陽を向いています。
日付については「夏至」は6月21日か22日で「冬至」が12月21日か22日です。
まとめ
北半球の「夏至」が南半球の「冬至」なように、「夏至」と「冬至」は文字通り表裏一体の関係性にあります。
そのため最も昼が長い日である「夏至」に対して最も昼が短い「冬至」というように、あらゆる要素が正反対になっているのが特徴であり、それらの特徴がそのまま「夏至」と「冬至」の違いになっていると言えるでしょう。