方位を知るために使う道具には「方位磁石」や「コンパス」があります。
この記事では、「方位磁石」と「コンパス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「方位磁石」とは?
「方位磁石」とは磁石を使った方位を知るための道具です。
地球は北極がS極であり南極がN極という特性を持っており、磁石はそれに反応して必ず同じ位置を示します。
磁石のN極は北極のS極へ必ず向く性質となっており、これによってどのような場所にいても北極の位置を知ることが可能になります。
「方位磁石」とは丸形の装置にセットされた磁針を使うものであり、手軽に持つことが可能なことから様々な場面で使う道具として有名です。
「コンパス」とは?
「コンパス」も磁石を使って方位を知るための道具であり、基本的には「方位磁石」と同じものを表します。
「コンパス」は英語で“compass”であり、こちらの意味は方位磁針や羅針盤、円を描くための道具などがあります。
特に円を描いたり線分を移すための文房具は学校教育や製図の仕事に使うものとして有名であり、2つの脚に針とペンが付いているのが特徴です。
「方位磁石」と「コンパス」の違い
「方位磁石」と「コンパス」はどちらも磁石を使って方位を知るための道具を示す言葉です。
「コンパス」はこれ以外にも円を描いたり線分を移す文房具のことを表します。
「方位磁石」の例文
・『方位磁石は航海時代から使われていたそうだ』
・『山登りの際には方位磁石が必須とされています』
「コンパス」の例文
・『百均で買ったコンパスが以外にも便利なので、よくアウトドアに持って行きます』
・『子どもがコンパスで円を描いています』
まとめ
「方位磁石」や「コンパス」はどちらも磁石の性質を使って方位を知る道具であり、様々な場所で使われています。
古くは大航海時代の羅針盤として使われていたことでも有名であり、現代でもコンパクトなサイズなことから色々な場合で使用されています。