「マイナス思考」と「心配性」の違いとは?分かりやすく解釈

「マイナス思考」と「心配性」の違いとは?違い

この記事では、「マイナス思考」「心配性」の違いを分かりやすく説明していきます。

「マイナス思考」とは?

「マイナス思考」「まいなすしこう」と読みます。

意味は、「ものごとをことあるごとに良くない方向へ考えてしまう性格のこと」です。

あるものごとについて、見込みや結果などを、常に悪い方へと捉えてしまう傾向があることです。


「マイナス思考」の言葉の使い方

「マイナス思考」「マイナス」は英語の「minus」が日本語化した言葉で、「負の・不利な・劣る」という意味です。

「否定的な考え方」という場合は「ネガティブ思考」という言葉が使われますが、「マイナス思考」で、「常にものごとを不利に考える傾向」として使われます。


「心配性」とは?

「心配性」「しんぱいしょう」と読みます。

意味は「ものごとをことあることに失敗したら、よくないことが起きたらどうしようなどと考えてしまう性格のこと」です。

あるものごとについて、成功するかもしれないけれども、もし失敗したり、悪い結果になったらとあれこれ余計なことを考えて気持ちをわずらわせる傾向があることです。

「心配性」の言葉の使い方

「心配性」「心配」「ものごとの先行きなどを気にして、心を悩ますこと」という意味、「性」「生まれつきの性質」という意味です。

「マイナス思考」と意味は似ていますが、基本的に「心配性」「ものごとの先行きが気になって仕方がない様子」「失敗したらどうしようとあれこれ気を回す様子」に使われる言葉です。

「マイナス思考」と「心配性」の違い

「マイナス思考」「常にものごとを不利に考える傾向」という意味です。

「心配性」「ものごとの先行きが気になって仕方がない様子」「失敗したらどうしようとあれこれ気を回す様子」という意味です。

「マイナス思考」の例文

「マイナス思考」の例文は以下の通りです。

・『彼はマイナス思考で新しいことにチャレンジできない』
・『常にマイナス思考なので人の意見に耳を貸さない』
・『マイナス思考はストレスの原因となる』

「心配性」の例文

「心配性」の例文は以下の通りです。

・『祖母は心配性ですぐに電話してくる』
・『彼氏が心配性で一人旅を許してくれない』
・『上司は心配性だがきちんとフォローもしてくれる』

まとめ

今回は「マイナス思考」「心配性」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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