この記事では、「スパゲッティ」と「ナポリタン」の違いについて紹介します。
スパゲッティとは?
スパゲッティとはパスタの一種で、イタリア語の「spaghetti」をそのまま日本語読みした言葉です。
イタリア料理に使われる麺類で、断面が円形になる細長いパスタのことをいいます。
イタリアでは太さによって呼び分けられており、スパゲッティは直径が1. 9~2㎜程度のものを指します。
スパゲッティより太いパスタには、スパゲットーニやヴェルミチェッリ等があります。
スパゲッティより細いパスタには、スパゲッティーニやフェデリーニ、カッペリーニ等があります。
日本でも知られているボロネーゼ(ミートソース)やカルボナーラ、ペペロンチーノ、ナポリタン等は、スパゲッティを使った料理です。
沢山あるパスタの中では、スパゲッティが一番よく知られています。
ナポリタンとは?
ナポリタンとは、茹でたスパゲッティをベーコンや玉ねぎ、ピーマンといった具材と一緒に炒めてケチャップで味を付けた料理のことをいいます。
日本発祥の料理で、洋食店やカフェ、喫茶店等で提供されることが多いです。
また、コンビニエンスストア等でも販売されており、冷凍食品や市販のパスタソースもあります。
アメリカで食べられていたスパゲッティ・ウィズ・ミートボールを元にしてナポリタンが誕生したといわれています。
ナポリ風という意味でナポリタンと名付けられましたが、パスタ料理の本場イタリアではメインの調味料としてケチャップを使うことはありません。
それからナポリタンを作る際には茹でたてのスパゲッティではなく、一定時間寝かせた後に使用することが多いです。
スパゲッティとナポリタンの違い
スパゲッティはパスタの一種で、スパゲッティを使った料理の1つにナポリタンがあります。
スパゲッティは食材の名前で、ナポリタンは料理の名前になります。
まとめ
ナポリタンに使われているパスタが、スパゲッティです。