「意義」と「意味」の違いとは?分かりやすく解釈

「意義」と「意味」の違いとは?違い

この記事では、「意義」【いぎ】と「意味」【いみ】の違いを分かりやすく説明していきます。

「意義」とは?意味

人が話すことに対して、どこか疑問に感じたとき意見することを「意義」【いぎ】といいます。

正論を言っているようであっても、どこか違和感があるときは黙っていないで、それは違うのではないかとの意見を率直にぶつけることで相手の間違った解釈や考えを見直させるわけです。

この「意義」がよく使われている場面としては、国会や会議、大学の討論会など論議する場所になります。


「意味」とは?意味

人が見せる行動や放つ言葉から、相手が何を伝えたいかを感じ取ることを「意味」【いみ】といいます。

自分に対して何を伝えたいのか相手の言葉と行為など示す内容には何らかの辞書的なものが含まれていることが多く、それをうまく解読することで何を言いたいかが分かるようになるわけです。

反対に、自分の行動や言動にも「意味」があり、人と恋愛したり、仕事することにもしっかり理由があります。


「意義」と「意味」の違い

「意義」「意味」の違いを、分かりやすく解説します。

相手の言ったことに対して反論することがあったときや、疑問に感じると思えばしっかり自分が違うと思う気持ちを伝えることを「意義」として伝えるわけです。

もう一方の「意味」は、相手の行動や言葉から感じ取れるものであり、何を伝えたいか分かるものになるという違いがあります。

「意義」の例文

・『いくら上司であっても、疑問に感じる発言に意義を唱えた』
・『自分なりに意義を伝えて、相手の発言は違うことを伝えた』

「意味」の例文

・『取引先はなぜ意義を唱えるのか、自分なりに意味を考えた』
・『相手が自分にきつく当たる理由の意味が分からなかった』

まとめ

相手に疑問を投げかけることを「意義」といい、その発言や人の行動から伝えられる情報や感情とは何か探し当てることの理由を「意味」と覚えておくといいでしょう。

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