この記事では、「グループワーク」と「ディスカッション」の違いを分かりやすく説明していきます。
「グループワーク」とは?
「グループワーク」とは目的のために集団で話し合い何かを作ることです。
まず数人単位のグループに分けられてどういったものを作ればいいのかであったり、それに際して必要な要素や気をつけるべきこと、誰が何を分担するかなどを議論してプレゼンや成果物を作ります。
グループでの議論や討論が成果物を左右する重要な要素ですが、それによって結論を出すだけでなく結論をプレゼンや物として作るという次に繋げることも重要な要素です。
「ディスカッション」とは?
「ディスカッション」とは集団で話し合いお互いの意見を参考にしあうことです。
数人単位のグループに分けられ各人がテーマに関しての意見を出し合い、他人の意見から良い点を取り入れ自分の意見の悪い点や間違いを修正して最適な結論を出すことが目的になります。
自分の意見で相手を言い負かすことに躍起になる人もいますが、「ディスカッション」の目的からすれば勝ち負けがあると考える時点で大間違いです。
「グループワーク」と「ディスカッション」の違い
「グループワーク」と「ディスカッション」の違いを、分かりやすく解説します。
数人の集団で議論や討論を経て作業することが「グループワーク」で、数人の集団で議論や討論をすることが「ディスカッション」です。
「グループワーク」は議論や討論で全員に意見を出させることで当事者意識を持たせ、その後の作業も含め仲間意識を芽生えさせることが目的になります。
それに対して「ディスカッション」はより良い結論を出すための議論や討論そのものが目的です。
まとめ
どちらもグループでの話し合いがありますが「グループワーク」はワークという言葉通り作業を通して適性を見たり協力することを教えるためのものです。
なので意見を出し合って各人の認識や意見をより良いものにすることが目的の「ディスカッション」とは目的が違います。