「小走り」と「駆け足」の違いとは?分かりやすく解釈

「小走り」と「駆け足」の違いとは?違い

この記事では、「小走り」【こばしり】と「駆け足」【かけあし】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「小走り」とは?意味

小股で急いで走ることを「小走り」【こばしり】といいます。

早めに目的地へ行くために少しあせる気持ちで前後に両足を小さい歩幅で走るとき使われている言葉です。

はっはっと少し息があがるほど走る感じであり、それほど速い速度ではない走り方になります。

このような走り方するのは、家で家族が待っているので早めに帰りたい、電車に乗る時間に遅れるときなど急いでいる気持ちが動きに出るのです。


「駆け足」とは?意味

速度を競うほど速く走るのではなく、やや速さを感じるほどのスピードで走っていくのが「駆け足」【かけあし】です。

全速力で走るのではなく、少し軽い気持ちで走って行く動きを表します。

このような走り方するのは、早く今の状況から抜け出して自由になりたいと思う自分の気持ちが行動に出るときです。

例えば、会社が終わった後、愛する人と早くデートしたいと思うときや、人が呼んでいるので、早く目的地に到着しなければならないと思うので「駆け足」になります。


「小走り」と「駆け足」の違い

「小走り」「駆け足」の違いを、分かりやすく解説します。

時間が間に合わないとか、早く行かなければ間に合わないとき「小走り」で目的地へ移動します。

他には、後ろの方から知らない人に追われているとき逃げたいと思う気持ちで「小走り」になるわけです。

もう一方の「駆け足」は、早く行かなければならないとあせる気持ちが強くなれば早く走ります。

この走り方は、子供が親や先生など目上の人に呼ばれたとき、その声に行動で応答するため走って行くわけです。

「小走り」の例文

・『次のバスに間に合わないので、横断歩道を小走りで渡った』
・『元彼と目が合えば、小走りで私の前を通り過ぎていった』

「駆け足」の例文

・『ホームにはすでに電車が停車していたので、駆け足で乗り込んだ』
・『少しでも多くの料理を食べたいと思い、イベント会場を駆け足で回った』

まとめ

人の走り方について2つ取り上げてご紹介しましたが、遅刻しそうなときや、あせる気持ちのときは「小走り」を、人に呼ばれたとき応答する意味を込めて行動に移すときは「駆け足」を使うと覚えておくといいでしょう。

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