「ワークショップ」と「講習会」の違いとは?分かりやすく解釈

「ワークショップ」と「講習会」の違いとは?違い

この記事では、「ワークショップ」「講習会」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ワークショップ」とは?

「ワークショップ」とは参加者の主体性を中心にした講座です。

講師もいますが一方的にどうすれば良いのかを教えるのではなく、参加者の意見を汲み取ったり実際にやらせて考えさせてみるなど、参加者が自主的な意識を持って体験することでなにかを教える形になります。

参加者本人が考えて講師や他の参加者と意見を交換しそれを実践的に体験して覚えるものなので、どれだけ知識や技術を身に付けられるかが本人の自主性によって左右されます。


「講習会」とは?

「講習会」とは講師が決められたテーマについての知識やノウハウを参加者に教える形の講座です。

技術的なテーマの「講習会」は実践的なものもありますが、その場合でもどうすればいいかや上手くいかない理由はなにかなどを講師が教え、教わった内容を覚えるために実践します。

そのテーマの知識や技術を身につけているだけでなくそれを活かした職や活動をしている人が講師をしている場合もあり、ハウツー本では学べない現場でのノウハウを学べる「講習会」もあるでしょう。


「ワークショップ」と「講習会」の違い

「ワークショップ」「講習会」の違いを、分かりやすく解説します。

参加者の主体性を重視して体験や実践形式で技術や知識を学ぶのが「ワークショップ」で、講師のテーマに関する講義を受けて知識や技術を学ぶのが「講習会」です。

どちらも実践形式で学ぶことはありますが「ワークショップ」の場合最低限のやり方以外は参加者は別の参加者や講師と意見交換しつつどうすればいいかを試行錯誤します。

それに対して「講習会」は一通りやり方を教わってからそれを実践する形です。

まとめ

参加者が能動的に考えて学ぶ必要があるのが「ワークショップ」で、従来どおり受動的に学ぶのが「講習会」と言えます。

実際にどちらのほうがよく学べるかは主体性にもよるので「ワークショップ」「講習会」どちらがより優れていると言い切る事はできません。

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