この記事では、「ロシア」と「ソ連」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロシア」とは?
「ロシア」は「ソ連」が改名した際の名で現在知られている国のことです。
なお、なぜ改名したのかですが、「ソ連」は、当時、お金とか軍事関連で問題を抱えていて「ソ連」は内部から独立しようという動きが活発になり、国が内部分裂したがゆえ、新しく国を統治しなきゃ、国がもっと小さくなるという焦りから、「ロシア」という名前に改名したのです。
ちなみにその「ロシア」も元々は、「ロシア帝国」という帝国の名で国を統治していたのですが、革命により国が滅亡して名前を変更した際再出発しています。
「ソ連」とは?
「ソ連」は、ロシア帝国が消滅して、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国が生まれてから、新しく生まれた国でした。
「ソ連」から、さらにウクライナとかベラルーシが加わりました。
「ロシア」と「ソ連」の違い
両者の違いは、革命を恐れた政治体制の国であるか、革命から成り立つ国であるかです。
「ソ連側」は、革命に革命を重ねてできた国で、革命に賛同した国です。
一方で、「ロシア」は、革命が起きると内部分裂して、自分たちのイデオロギーが消滅するかもしれないと焦ったことで生まれた国になります。
言い方を悪く言うと、自分たちが所有している領土が独立したいと言い出すと「ソ連側」は、国が小さくなるうえ、別のイデオロギーを持ち、アメリカとかよその国と仲良くなり発展することを恐れたがゆえ、「ロシア」という形で再度思想を統一したというわけです。
まとめ
「ソ連」については、革命に革命を重ねて賛同者が増えることで出来上がった国で、ロシア帝国という古来の国が発展した国でした。
しかし、大きくなりすぎると起きる問題が、独立したいという州が出てくることにあり、これを恐れた政治家の人たちは、「ロシア」という国で統一して思想を同じものにまとめると独立したいという欲求を抑えることができると思い、「ソ連」から、「ロシア」へと改名したのです。