この記事では、「パーソナリティ」と「キャラクター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パーソナリティ」とは?
「パーソナリティ」は、対象となる人物が持つ後天的な人格のことです。
つまり、対象となる人物が一貫して持っている人格のことで生まれ落ちてから徐々に形成され、その人格に落ち着いたことを「パーソナリティ」と呼びます。
なお、「人格」は、言動から相手のことを知るので、相手の言葉遣いなどで相手の本性などを知ろうという意図があります。
「キャラクター」とは?
「キャラクター」は、その人物が持つ性格のことで、人格と異なり行動原理そのものです。
つまり、ずぼらだったり几帳面という具合に行動原理がその人の性格にあり、性格そのものを「キャラクター」と呼びます。
「パーソナリティ」と「キャラクター」の違い
両者の違いは、人格と性格という違いです。
「パーソナリティ」は、人格なので、行動原理ではなく、言葉でわかる人の良さや悪さになり、行動せずとも会話で相手の良し悪しがわかります。
一方で、「キャラクター」は、対象の性格のことを言うので行動を見れば相手の行動原理からおおよその性格を知ることができるというのが「キャラクター」です。
「パーソナリティ」の例文
・『パーソナリティ障害に苦しむ』
「キャラクター」の例文
・『キャラクター性が乏しいゲームである』
まとめ
「パーソナリティ」とは、人格のことで、「パーソナリティ障害」とはまさに人格のことで悩みを抱える病気を意味します。
なお、人格と性格は別物で、行動で対象がどのような人物であるかを把握するのが正確で、人格は言動でおおよその人の好し悪しを判断します。
よって、「パーソナリティ障害」は、性格の好し悪しという問題ではなく、人格が破綻するものという意味になります。
では、「キャラクター」ですが、「キャラクター」は、行動によって相手がわかるので、行動原理で相手がどのような人物であるかを把握するので、性格から対象を判断するのが「キャラクター」という言葉になり、「キャラクター性」はまさに、行動から人間性を見出したものです。