基本的な立体の図形としてまず思い浮かぶのが、「円柱」「円錐」「球」「立方体」「三角柱」などです。
3Dグラフィックに詳しい人なら、これらの基本図形を組み合わせれば人間などの3Dグラフィックも作れることもご存じでしょう。
この記事では、「円柱」と「円錐」の違いを分かりやすく説明していきます。
そして、これらの英語名も解説します。
「円柱」とは?
「円柱」とは、基本的な立体図形のひとつで、断面が丸い柱のことを言います。
3Dグラフィックでは、丸を縦方向に無数に並べたイメージで作ります。
英語では「cylinder」つまり「シリンダー」と言います。
車のエンジンのシリンダーも理科で使ったメスシリンダーもみんな「円柱」であるからです。
「円錐」とは?
「円錐」とは、基本的な立体図形の一つで、丸い底面から段々に円が小さくなって、一番上はとがった先端になっている図形です。
下から見れば「円」で横から見れば「三角形」に見えます。
英語では「cone」すなわち「コーン」です。
工事現場などで道に並べて区域を分ける時などに使われている黄色やオレンジの「円錐」も「コーン」と呼びますよね。
「円柱」と「円錐」の違い
「円柱」と「円錐」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは基本的な立体図形であることは同じですが、大きな違いは底の部分と天井部分の図形です。
すなわち、「円柱」の底は「円」で、天井も「円」です。
それに対して、「円錐」の底は「円」ですが天井は「点」です。
この違いによって全体の形が決まっているのです。
それでは、お待ちかねのほかの立体図形がそれぞれ、英語で何なのかをご紹介します。
まずサイコロのような「立方体」ですが、これは簡単で「cube」すなわち「キューブ」です。
そして、「三角柱」は「traiangular prism」すなわち「トライアンギュラー・プリズム」です。
そして「球」は「sphere」「スフィアー」あるいは「ボール」です。
まとめ
この記事では、「円柱」と「円錐」の違い、そしてそれらの基本立体図形の英語名に関して解説してきました。
ご紹介したように、これらを表す英語名は、ほぼ特定のものを指す言葉として無意識につかっているものであることは驚きです。
つまり、これらの英語を見たり聞いたりしたときには、これは一般名詞としての~を表すものなのだと意識するようになれば英語も怖くはありません。