この記事では、「ジグザグ」と「ギザギザ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジグザグ」とは?
直線が何度も折れ曲がっていること、またそのような形という意味です。
Z字がつながったような形を指します。
ここにまっすぐな道があるとします。
その道を右端、左端と移りながら進んでいくと、その通った道はZ字がつながったような形になります。
この形を意味する言葉です。
布を縫うときにこの形にすることがあります。
これは「ジグザグ縫い」といわれています。
縫った糸の形はまっすぐではなく、直線が左右に何度も折れ曲がった形をしています。
まっすぐではないといっても円ではなく、カクッと折れ曲がった形がいくつも連なったような形をいいます。
「ギザギザ」とは?
のこぎりの歯のような刻み目、またそのような刻み目が続いているさまという意味です。
のこぎりの歯は、細かく切れ込んだような形をしています。
切れ込みの先端はとがった状態です。
このような形をいいます。
手で開けることができる袋状のパッケージの中には、袋の端の部分にいくつも刻み目が入れられているものがあります。
この部分から左右に引っ張ると袋を開けることができます。
この刻み目の形を「ギザギザ」といいます。
ポテトチップスの表面がこの形になっているものもあります。
ポテトチップスは、表面がなめらかなものと、表面に刻み目の入っているものとがあります。
刻み目が入っているものの形が、この言葉が意味するものです。
「ジグザグ」と「ギザギザ」の違い
「ジグザグ」と「ギザギザ」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、直線が何度も左右に折れ曲がった形をいいます。
後者は、のこぎりの歯のような形のことです。
「道をジグザグに歩く」とはいいますが、「道をギザギザに歩く」とはいいません。
「ギザギザのついた袋」とはいいますが、「ジグザグのついた袋」とはいいません。
まとめ
直線が何度も折れ曲がったZがつながったような形を指すのか、のこぎりの歯のような刻み目のことをいうのかという点に違いがあります。