名前が似ている動物の中に、「ロバ」と「ラバ」がいます。
この記事では、「ロバ」と「ラバ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロバ」とは?
「ロバ(驢馬)」とは、哺乳綱奇蹄目ウマ科ウマ属ロバ亜属に分類される動物の総称を言います。
「ロバ」は「ドンキー」や「うさぎうま(兎馬)」とも呼ばれています。
ウマ科の中では一番小型で、力がありますが、食料の少ない地域でも生息できます。
「ロバ」はウマ科に属していますが、「ウマ」とは気質が異なります。
海外では古くから家畜として「ロバ」を飼育してきましたが、日本ではほとんどその例がないようです。
「ラバ」とは?
「ラバ(騾馬)」とは、哺乳綱奇蹄目ウマ科ウマ属に属している動物で、オスのロバとメスのウマの交配による一代雑種のことを表しています。
海外では紀元前から「ラバ」が存在していましたが、日本ではほとんど飼育されてきていません。
「ラバ」は「ウマ」よりも小柄ですが、粗食で体が丈夫なのが特徴です。
「ロバ」と「ラバ」の違い
「ロバ」と「ラバ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ロバ」とは、哺乳綱奇蹄目ウマ科ウマ属ロバ亜属に分類される動物の総称のことを指します。
「ラバ」は、哺乳綱奇蹄目ウマ科ウマ属に属している動物で、オスのロバとメスのウマの交雑種のことを意味しています。
「ロバ」と「ラバ」はどちらも哺乳綱奇蹄目ウマ科ウマ属に分類されていますが、「ラバ」はオスのロバとメスのウマの交雑種なので、この点が異なっています。
まとめ
「ロバ」も「ラバ」も日本ではほとんど歴史がなく、飼育されていないので、馴染みが薄いかもしれません。
ですが、「ウマ」は日本でも古くから人間と共に生活をしてきた動物です。
「ラバ」はオスのロバとメスのウマの間に生まれた動物と言うことで、「ウマ」の面影を見ることができます。
種類は違っていても、いずれも太古の昔から、人間と共に生きてきた動物たちなので、身近な存在だと言えるでしょう。