この記事では、「マッチポンプ」と「自作自演」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マッチポンプ」とは?
「マッチポンプ」とはトラブルを起こした本人がそのトラブルを解決し、それによってなんらかのメリットを得ることです。
自分でマッチを使って火をつけポンプで消火することから来ています。
バッシングのために使われる言葉であり、社会的な問題を政府が解決した時にその問題が起きた事自体政府の仕業だとして「マッチポンプ」と指摘するなどが例として挙げられるでしょう。
実際にトラブルを起こした張本人だという確証はなくとも、張本人なんじゃないかと疑われた時点で使われてしまう言葉です。
「自作自演」とは?
「自作自演」とは自分で計画したことを自分だけで実行することです。
舞台や楽曲などを作った本人が自分で演技したり演奏することから来ていますが悪い意味で使われます。
自分で行動する計画を立てること自体は往々にしてありますが、特に自分が不当なメリットを得たり称賛を受けるための計画に対して使われる言葉です。
狂言誘拐のような犯罪やに対して「自作自演」の犯行というように使われることもあれば、ネット掲示板などで自分の意見には賛同者がいると見せかける書き込みを自分ですることも「自作自演」に含まれます。
「マッチポンプ」と「自作自演」の違い
「マッチポンプ」と「自作自演」の違いを、分かりやすく解説します。
トラブルを起こした本人がそのトラブルを解決することでメリットや名声を得ることが「マッチポンプ」で、自分で不当にメリットや名声を得るための計画を立てて実行することが「自作自演」です。
「マッチポンプ」では誰かに被害が出るようなトラブルや事件などが起きていますが、「自作自演」では誰かに被害が出るような事件もあれば被害とは言えない程度の些細なものも含みます。
まとめ
「マッチポンプ」と「自作自演」の違いは深刻さの範囲と言っても良いでしょう。
「マッチポンプ」は事件のようなトラブルにしか使われませんが、「自作自演」は「マッチポンプ」と言われるような事件だけでなくイタズラのような些細なことにも使われる言葉です。