「ドリア」と「リゾット」の違いとは?分かりやすく解釈

「ドリア」と「リゾット」の違いとは?違い

この記事では、「ドリア」「リゾット」の違いについて紹介します。

ドリアとは?

ドリアとは、バターライスやピラフの上にベシャメルソースをかけてチーズなどをトッピングしてオーブンで焼き上げた料理のことをいいます。

トッピングにエビやイカなどシーフードを使ったものはシーフードドリアと呼ばれています。

また、鶏肉をトッピングしたチキンドリアやカレー風味のカレードリア等もあります。

ドリアは日本生まれの料理で、横浜にあるホテルニューグランドで提供されたのが始まりとされます。

初代料理長であったスイス人のサニー・ワイルという人物が考案したといわれています。

その後、ホテルニューグランドの名物料理となり、洋食レストラン等でも提供されるようになりました。


リゾットとは?

リゾットとはイタリア料理の1つで、玉ねぎと米を炒めて白ワインを加えブイヨンを加えながら煮た米料理のことをいいます。

ヨーロッパでは米を栽培している地域は少ないのですが、イタリアの北部では米の栽培が行われています。

シーフードや肉、きのこ等を入れたリゾットもあります。

リゾットはイタリア語の「risotto」をそのまま日本語読みした言葉になります。

イタリアでは米のことを「reso(リーゾ)」というので、そこからリゾットという名が生まれました。

イタリア北部で食べられる料理でしたが、現在はイタリア全土に広まり日本でも人気のメニューとなっています。


ドリアとリゾットの違い

ドリアもリゾットも米を使った洋食ですが、ドリアが日本で誕生した料理なのに対してリゾットはイタリア料理です。

また、調理法にも違いがあり、ドリアはオーブンなどで焼いて作ります。

リゾットは米が柔らかくまで煮て作ります。

そのためリゾットの方がドリアよりも、含まれる水分量が多くなります。

まとめ

焼いて調理するのがドリアで、煮て調理するのがリゾットです。

米に含まれる水分量は、リゾットの方が多くなります。

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