「愉悦」と「満悦」の違いとは?分かりやすく解釈

「愉悦」と「満悦」の違いとは?違い

この記事では、「愉悦」「満悦」の違いを分かりやすく説明していきます。

「愉悦」とは?

「愉悦」は、心から喜ぶことで、心から喜べる内容についてはどのような内容でもよいです。

つまり、嫌いな相手がいて嫌いな相手が破産したというような内容を聞いて喜んだりすることも「愉悦」になり、自分の漫画作品が評価され漫画雑誌の一面を飾ったというようなことも「愉悦」になります。


「満悦」とは?

「満悦」は、満足することで、満足度合いについては自分の尺度になります。

なので、嫌いな相手が破産したという事実について満足すれば、「満悦」ですが、もっとみじめな状況に陥らないと満足しないという場合は、「満悦」とは言いません。

「満悦」は、自分とか他人が満足いくことになるので、自分の場合は自分の尺度で第3者に対して満足したかどうかを問う場合も自分の尺度で相手の満足度合いを測るということです。


「愉悦」と「満悦」の違い

両者の違いは、心から喜ぶことと満足することという違いです。

「愉悦」は喜ぶことで相手の不幸などを楽しむことだったりしますが、「満悦」の場合満足することなので、相手の不幸に対して満足であれば、相手に対しては不幸になるという事実について十分であると思わないいと成立しません。

つまり、心から喜ぶことは、別にそのことが十分である必要性は無く、相手が不幸であるという事実さえあればよいのです。

しかし、満足の場合、相手が不幸であるという事実について十分であるということを思わないとならないので、「満悦」のほうが十分であるかないかで人の不幸を見るので相手の不幸に対して厳しく見ています。

「愉悦」の例文

・『愉悦した笑い声をあげる』

「満悦」の例文

・『彼女は満悦した笑みを見せた』

まとめ

「愉悦」については、心から喜ぶというものなので、満足することと違いもう十分だろうという感覚はありません。

よって相手の不幸を心から喜ぶという場合、相手が不幸であればよいのでそれ以上を求めません。

一方、「満悦」は、相手の不幸に対して、満足していないという場合、もっとを望みます。

言い方が悪いんですが「満悦」は自分が満足しない限り行くところまでを追求し相手の不幸であればとことんを追求していくことです。

なので、「満悦」のほうが相手に対して恐ろしい結果を望みその結果に対して十分すぎると判断するのが「満悦」です。

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