「合併」と「併合」の違いとは?分かりやすく解釈

「合併」と「併合」の違いとは?ビジネス・就職・転職

この記事では、「合併」「併合」の違いを分かりやすく説明していきます。

「合併」とは?

「合併」とはなにかと別のなにかが合わさり一つになることです。

「合併」するもの同士は企業と企業であったり村と村のように同じカテゴリーのものであり、別のカテゴリーに分類されるものが一つになることは指しません。

また「合併」と言う場合一つになるものたちのパワーバランスは考慮せずに使われます。

対等な立場の企業が何らかの都合で一つになることも「合併」ですし、人口の少ない村が隣りにある人口の多い町の一分になることも吸収「合併」と呼ばれ「合併」の内です。


「併合」とは?

「併合」とは立場が上の何かが立場が下の何かを取り込んで一つになることです。

たとえば近隣の小国を大国が取り込むことも「併合」ですし、経営が上手く行っている企業が上手く行っていない企業を買収して企業内の一部門にしてしまうのも「併合」になります。

人数の少ない村が立ちいかないから隣の町に「併合」してもらいたいと望んでいることもあれば、経営が上手く行っていないせいで買収に嫌と言えないせいで「併合」されることもありますが、「併合」される側が望んでいるかどうかは関係ありません。


「合併」と「併合」の違い

「合併」「併合」の違いを、分かりやすく解説します。

同じカテゴリー内の複数の何かが合わさって一つになることが「合併」で、立場が上の何かが下の何かを取り込んで一つになることが「併合」です。

「合併」は一つになるものの間に上下関係があるかどうかは関係なく使われること場ですが、「併合」は明確に立場の上下が存在しています。

まとめ

「合併」「併合」は文字の順番を逆にしただけであり大まかな意味も同じです。

しかし「合併」はそれぞれの立場や上下関係を問わないのに対して、「併合」は立場が上の側が下の側を自分の一部にするという、それぞれの上下関係がはっきりしている言葉であり、「合併」「併合」では意味がしっかりと違います。