超常的な力を活用するものとして「スピリチュアル」と「占い」があります。
この2つは具体的にどこが違うのでしょうか。
今回は、「スピリチュアル」と「占い」の違いを解説します。
「スピリチュアル」とは?
「スピリチュアル」とは、「精神世界に関わる様々な物事や活動の総称」です。
「スピリチュアル」の使い方
精神や心に関わる様々な物事の総称で霊視や霊感など神秘的な物事を指す意味で使われます。
本来の人の精神活動に関わる物事に対して使う言葉ですが、現在では超能力や魔術などいわゆる「オカルト」に近い意味で使われている言葉です。
科学的根拠や論理性はないに等しく、中には金銭を目当てにした詐欺まがいの活動も見られます。
「占い」とは?
「占い」とは、「人の心や未来など通常では見通せないものを様々な方法を通じて見る技術」です。
「占い」の使い方
人の力では分からないことや見通せないことを超常的な力で見ようとする技術のことで、一般的には運命や未来などまだわからないこれからのことを前もって知ろうする行為を指します。
タロットカードや水晶玉など専用の道具を使い現れた変化から結果を読み取り推測する行為が「占い」です。
「スピリチュアル」と「占い」の違い
「スピリチュアル」が精神世界を中心とした超現象全般を指すのに対し、「占い」は人の力では見えないものを見ようとする行為のみを指します。
「占い」も「スピリチュアル」の一種に含まれますが20世紀後半になって定着した言葉である「スピリチュアル」に対して「占い」は人類の有史以来数千年以上にわたって行われており圧倒的に歴史が違います。
「スピリチュアル」の例文
・『スピリチュアルを本気で信じるなどバカみたいだ』
・『スピリチュアルにはまって身を滅ぼす』
「占い」の例文
・『占いの結果を知って落ち込む』
・『占いは全く信じていない』
まとめ
「スピリチュアル」と「占い」はどちらも科学的根拠が薄い超常現象ですが指している対象が大きく異なります。
世間からの扱いにも差があるので違いを知っておきましょう。
