「簡易」と「書留速達」の違いとは?分かりやすく解釈

「簡易」と「書留速達」の違い専門用語・業界用語

郵便局では様々な種類の郵便物を受け付けています。

その中でも郵便を扱った日時の記録を取るような物を書留と呼びますが、その中にも種類があります。

この記事では、「簡易書留」「書留速達」の違いを分かりやすく説明していきます。

「簡易書留」とは?

「簡易書留」とは、「書留」という種別の郵便の中でそのオプションを簡便にしたものです。

「書留」の指定をすると、郵便を受け付けてから配達されるまでの記録を残してくれますが、「一般書留」では「荷物を出した郵便局」「出した時間」「荷物が到着した郵便局」「着いた時間」「どの郵便局を経由したか」を記録しますが、「簡易書留」に関しては「荷物を出した郵便局」「出した時間」「荷物が到着した郵便局」「着いた時間」の記録のみになります。


「書留速達」とは?

「書留速達」とは、「書留」「速達」のオプションを追加した郵便のことを言います。

「書留」というのは通常は「一般書留」のことで、「簡易書留」との違いは前述の通りです。

そして、「速達」ですが、ほとんどの郵便に付加できる有料のサービスで、状況によって半日から1日程度通常よりも早く配達されます。


「簡易書留」と「書留速達」の違い

「簡易書留」「書留速達」の違いを、分かりやすく解説します。

「簡易書留」「書留速達」「書留」という種別の郵便であることには違いはありませんが、厳密には「書留速達」「一般書留の速達」なのか「簡易書留の速達」なのかによって意味は変わってきます。

違いはすでに解説した通りです。

違うのは「速達」かどうかの違いです。

「速達」の指定を行うと通常の郵便よりも半日から1日早く宛先に到着します。

内部的な処理の違いは明らかではありませんが、「速達」の場合は土日にも配達されるというのが差になっているのは間違いありません。

まとめ

郵便局で扱う郵便物に関しては多くの種類があります。

その中で特徴的なのは「書留」のような特殊な配達方法の郵便物です。

しかし、考えてみれば多くの業者が扱っている普通の宅配便に関しても、多くのケースでは受付から配達終了までの全てのステータスが記録されています。

宅配便と郵便局で扱う郵便の大きな違いは郵便は「信書」を扱うことができるという部分です。

これは法律で決められているので違反すれば罰せられることもあります。