この記事では、「伊豆」と「熱海」の違いについて紹介します。
伊豆とは?
伊豆は静岡県にある地名で、観光地としても人気があります。
静岡県の東端部に伊豆半島があり、南に突き出した形をしています。
突き出していることを「出づ(いづ)」と呼んだことから「伊豆」という名前が付いたといわれています。
伊豆は日本でも有数の温泉地で、海水浴やスキューバダイビング、サーフィンといった海のレジャーも楽しめます。
漁港も多く新鮮な魚介類なども味わえるので、全国各地から観光客や旅行客が訪れています。
伊豆は川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台にもなりました。
熱海とは?
熱海も温泉が有名な観光地で、伊豆半島の東側の付け根部分に位置しています。
熱海温泉が有名で、日本の三大温泉の1つに数えられます。
熱海駅を中心に海沿いに旅館やホテルなどの宿泊施設が建ち並んでおり、温泉街が形成されています。
土産物店や飲食店などもあります。
熱海温泉は歴史も古く、仁賢天皇の時代に海から熱い湯が沸きだしていたことから「熱海」と名付けられたといわれています。
高度成長期には、団体旅行先や新婚旅行先として人気になりました。
バブルが崩壊した後は団体旅行の需要が減り、熱海の観光産業は低迷してしまいます。
しかし、近年は個人客向けのサービスに力を入れるようになったため人気は回復傾向にあります。
熱海はリゾートマンション等も多い地域です。
伊豆と熱海の違い
熱海は伊豆半島にあるので、伊豆と熱海は同じものといえます。
伊豆には東伊豆・西伊豆・中伊豆・南伊豆といった4つのエリアがあり、熱海は東伊豆になります。
東伊豆には熱海温泉以外にも稲取温泉や伊東温泉などがあります。
また、南伊豆には下田温泉がありますし、西伊豆には堂ヶ島温泉や土肥温泉などがあります。
ただし、伊豆の中でも熱海はとても有名なので、観光地としては独立したものとして考える場合もあります。
まとめ
伊豆の一部に熱海があります。