口で音を出し演奏することを「ボイパ」と言いますか、それとも「ビートボックス」と言いますか。
この記事では、「ボイパ」と「ビートボックス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ボイパ」とは?
ボイスパーカッションの略称です。
人間の声だけで作り出す打楽器音や合奏におけるそのようなリズムパートという意味になります。
主にアカペラで用いられる手法です。
「ビートボックス」とは?
主にヒップホップにおいて人間の声だけでリズムやスクラッチや効果音などを演奏するパフォーマンスのことです。
ターンテーブルの代わりにラップ伴奏として用いたり単独で演奏したりします。
ヒューマンビートボックスとも言います。
「ボイパ」と「ビートボックス」の違い
「ボイパ」と「ビートボックス」の違いを、分かりやすく解説します。
「ボイパ」と「ビートボックス」は両方とも人間の声でリズムを演奏するという意味では同じですが、何から発祥したか、何人で演奏するか、何の楽器の音を出しているかが違います。
「ボイパ」はアカペラから発祥し、打楽器音のみを声に出しドラムセットの役割と同じになります。
そのためグループで演奏することが多くなります。
「ビートボックス」はヒットホップから発祥し、打楽器音だけではなくベースや特殊な音も入れて一人で演奏することが多いでしょう。
「ボイパ」の例文
「ボイパ」の例文を紹介していきます。
・『グループのリーダーはボイパが欲しいと言っていますが誰もできません』
「ボイパ」が入ると歌だけでは表せない迫力が出て映えますが、誰でもすぐできることではありません。
「ビートボックス」はグループではなく一人で行うことが多いため言い換えられません。
「ビートボックス」の例文
「ビートボックス」の例文を紹介していきます。
・『私はビートボックスを聴きに行くことが好きです』
「ビートボックス」はライブや大会などもやっています。
アカペラではなく「ボイパ」だけを聴きに行くことはあまりないので言い換えられません。
まとめ
「ボイパ」と「ビートボックス」は両方とも人の声でリズムを演奏するという意味では同じですが発祥や演奏の仕方が違います。
「ボイパ」も「ビートボックス」もプロの演奏者は人間の声とは思えないような楽器そっくりの音を出しています。
ぜひ聴いてみましょう。