「豚」と「猪」の違いとは?分かりやすく解釈

「豚」と「猪」の違い動物・植物・昆虫

この記事では、「豚」「猪」の違いを分かりやすく説明していきます。

「豚」とは?

「豚」とは品種改良によって家畜化した「猪」です。

「猪」は農作物を荒らす害獣ですが駆除したあとは貴重な食肉となります。

しかし一々野生の獣を狙うよりも飼育して好きな時に締めたほうが肉を得やすいので、無害なように品種改良を施した結果生まれたのが「豚」です。

「豚」は安全に飼育できるように牙が退化している他、1年の繁殖回数も倍以上に増えていますし、食肉としての質も獣臭さが薄れて食べやすいようになっています。


「猪」とは?

「猪」とは鯨偶蹄目イノシシ科の動物です。

強い突進力があり体重もあるので下手に接触すると突進を受けて怪我をしかねず、特に雄の場合牙もあるので死の危険もあります。

人の残飯を食べる自然の掃除屋のような振る舞いをしますが農作物を食い荒らすことも多く現在でも害獣として様々な国の農家にとって悩みのタネです。

はるか昔の日本では亥(イ)と呼ばれ狩猟の対象であり肉(シシ)を得ていました。

なのでイノシシという言葉は本来「猪」の肉を指していましたが、そこから転じて肉となる前の獣もイノシシと呼ぶようになっています。


「豚」と「猪」の違い

「豚」「猪」の違いを、分かりやすく解説します。

地球上の各地で狩猟対象になっていた獣を家畜化したものが「豚」で、家畜化する前の原種とも言える動物が「猪」です。

「豚」には身を守るため毛があり雄には牙もありますが「猪」は飼育と精肉の手間を省くために毛がほとんどありませんし牙も退化しています。

繁殖の回数は「豚」が年に2回か3回するのに対し「猪」は年に一回だけです。

まとめ

現代では「豚」の方が身近な動物であり「豚」「猪」は別の動物として区別されますが、動物として最初から存在していたのは「猪」であり、それを家畜化したのが「豚」になります。

家畜化された動物は他にも大勢いますが原種がそのまま絶滅に瀕しもせず残っているのは珍しいケースです。