この記事では、「アミエビ」と「オキアミ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アミエビ」とは?
「アミエビ」とは体長1センチから3センチほどのサクラエビ科に分類されるエビの一種です。
塩辛などに加工され人用の食品にも使用されますが、釣りをする際に魚を周辺に集める撒き餌として使われます。
また食品や魚釣りの餌としては「アミエビ」という呼び名が一般的ですが、生物的にはアキアミが正式名称です。
「オキアミ」とは?
「オキアミ」とは体長3から6センチほどの甲殻類に分類されるプランクトンです。
「オキアミ」も釣りの餌として有名ですが周囲に魚を集める撒き餌として使われることもあれば、釣り針に刺して使う釣り餌としても使われます。
食品としても流通していますが人の食用としてよりも、釣りに使う餌や飼育されている魚の餌として使われる用途の方がよく知られているでしょう。
特に魚の餌としては魚の食いつきが良い上に免疫や発色の向上もあって重宝されています。
「アミエビ」と「オキアミ」の違い
「アミエビ」と「オキアミ」の違いを、分かりやすく解説します。
体長1から3センチほどのエビの仲間が「アミエビ」で、体長3から6センチほどのエビではない甲殻類に分類されるプランクトンが「オキアミ」です。
どちらも魚釣りの際に使用されますが「アミエビ」は周囲に魚を集める撒き餌として使われるのに対し、「オキアミ」は大きさがあるため撒き餌以外にも釣り針に刺しても使われます。
人の食用としては「アミエビ」の方が広く使われており、「オキアミ」はサクラエビの代用品などに使われますが人の食用にはあまり使われていません。
まとめ
正確に言えば甲殻類としての分類からして違いますが、「アミエビ」と「オキアミ」は大きさと用途が違うと覚えておけばいいでしょう。
釣りの用途では「オキアミ」の方が釣り餌に使える分用途が広いですが、人用の食品としては「アミエビ」の方が多用途です。