この記事では、メガネの「安いレンズ」と「高いレンズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「安いレンズ」とは?
「安いレンズ」の特徴としてまず挙げられるのが揺れや歪みです。
「安いレンズ」は顔を動かしたときの影響が大きく視界下部の左右が揺れてぼやけたり歪んで見えることが多くなります。
動きが収まれば揺れや歪みも元通りになりますがメガネを掛け始めた頃には違和感が強いでしょう。
また揺れや歪みの範囲が広いので常にしっかりと見続けられる視界が狭くなります。
また「安いレンズ」で度を強くしようとするとどうしても厚くせざるを得ません。
必然的にフレームも厚くなり野暮ったいメガネになりがちなので実用性は別にしてもファッション性が問題に思う方も多いです。
顔は人目につきやすい場所であり目全体を覆うメガネは特に人への印象を左右しがちなので、見た目の問題から「安いレンズ」を避けたがる人は少なくありません。
「高いレンズ」とは?
「高いレンズ」には高い理由がいくつか存在します。
揺れや歪みを可能な限り抑える構造のものは製造により手間がかかるため値段も高くなりますし、高い度数を確保しつつメガネを薄くしようとすると素材からして高い素材にしなければいけません。
他にもくっきりと映るようにする加工やデザイン性を上げる鏡面処理など、メガネのレンズに施す最低限以外の加工は無数にあります。
「高いレンズ」はこれらの何かしらの改善を施しているから高いことがほとんどです。
また当然の話ですが屈折率の高い素材を使ってもレンズ化の加工次第で揺れや歪みは抑えられなかったりもするので、「高いレンズ」ならどんな問題も解決するわけではなく、目の状態にあった改善が施されている「高いレンズ」を選ぶ必要があります。
メガネの「安いレンズ」と「高いレンズ」の違い
「安いレンズ」と「高いレンズ」の違いを、分かりやすく解説します。
コストパフォーマンスに優れた素材でメガネとしての必要十分な機能を持つように加工されたものが「安いレンズ」です。
それに対して「高いレンズ」は必要十分だけでなく、メガネを掛ける人が悩みに思う部分を改善するために素材や加工を変えているため高くなります。
また「安いレンズ」はある程度汎用性が高く度数が合っていれば大抵の人が最低限不自由なく生活できるようになっているので、購入して同じ価格帯の別物にすればよかったと後悔することはほとんどありません。
しかし「高いレンズ」は「安いレンズ」のどの問題を改善しているかによって高い理由が違うので、自分の悩みを解決できるかを考えてレンズを選ばないと後悔することになります。
まとめ
メガネは日常的に着用するものなので「安いレンズ」と「高いレンズ」では快適性がだいぶ異なります。
ですが「安いレンズ」でも普通に生活する分には慣れれば問題ありませんし、「高いレンズ」は本当に高いものも多いので「安いレンズ」で十分という人も多いです。
それでも「高いレンズ」を選ぶならなぜ「高いレンズ」を選びたいかを考え、そのニーズに合ったレンズを選ぶ必要があります。