この記事では、「ジニエブラ」と「スロギー」の違いについて紹介します。
ジニエブラとは?
ジニエブラは、ノンワイヤー・ノンホックのブラジャーです。
2011年にアメリカで販売が開始されると、爆発的なヒットを記録しました。
わずか4か月の間に1,000万枚以上を売り上げたのです。
当時はノンワイヤーブラというと着心地は良いものの、美しいバストラインを作るのは難しいと思われていました。
そのためワイヤー入りのブラジャーが一般的だったのですが、ジニエブラはノンワイヤーながら自然で美しいバストラインが作れるとして人気になります。
伸縮性に優れた素材を使っており、独自の縫製技術によってバストを自然に美しいシルエットに整えてくれます。
オーダーメイドのブラジャーのようにぴったりとフィットし、締め付け感は感じません。
着心地の良さは抜群で、現在も世界中の女性に利用され続けています。
ジニエは英語のgenie(ジーニー)が由来ですが、genieには精霊という意味があります。
願い事を叶えてくれる精霊にあやかり、女性が下着の悩みから解放されることを願って名づけられたのです。
スロギーとは?
スロギーは、トリンプ・インターナショナルが手掛ける快適性が魅力のブラジャーです。
トリンプ・インターナショナルはドイツで生まれた下着メーカーで、現在はスイスに本社を置いています。
様々なブランドがありますが、その中の一つがスロギーです。
元々は、伸縮性に優れた生地に接着技術を使った縫い目のないショーツでした。
それをブラジャーに応用して誕生したのが、スロギーゼロフィールというハーフトップブラです。
スロギーゼロフィールは日本で開発され、2013年に販売が開始されると大ヒットを記録しました。
2018年にはヨーロッパでも販売がスタートし、現在は世界40か国で販売されています。
独自の接着技術を使っているため縫い目がなく、肌当たりが良いのも特徴の1つです。
また、レースを使ったデザインなどもあり、デザイン性の良さも人気の理由になっています。
ジニエブラとスロギーの違い
ジニエブラもスロギーもどちらも快適性を売りにしているブラジャーです。
ジニエブラとスロギーの違いは、縫い目があるかどうかです。
ジニエブラには独自の縫製技術が使われており、それが美しいバストのシルエットにつながっています。
そのため縫い目が存在します。
それに対してスロギーは、接着技術を使っているので縫い目が全くありません。
また、サイズ展開が豊富なのはジニエですが、アメリカ生まれなので日本人が使う場合にはパッドを使うことが多いです。
スロギーはスイスのトリンプ・インターナショナルが手がけていますが、日本で開発されたので日本人の体型に合っています。
まとめ
ジニエブラは独自の縫製技術によって快適性に生み出しているブラジャーで、スロギーは接着技術により快適性を実現しているところに違いがあります。