「ONE PIECE」に登場する生き物「海王類」と「海獣」ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、「海王類」と「海獣」の違いを分かりやすく説明していきます。
「海王類(かいおうるい)」とは?
「海王類」とは、「ONE PIECE」の作中における大型の海洋生物たちのことを指した総称です。
作中では大型の海洋生物が数多く登場しますが、中でも海棲の哺乳類っぽいものを除いたものが「海王類」に該当します。
「海王類」の中で特に印象が強いのは、ストーリー序盤にまだ幼い「ルフィ」を庇おうとする「赤髪のシャンクス」から左腕を奪った「近海の主」でしょう。
「海王類」には小型、中型、大型、超大型のサイズがいますが、小型から中型の「海王類」は割とアッサリのされてしまう場面を多く見かけます。
しかし、超大型の「海王類」になると話が違い、「海軍が海楼石を船底に敷き詰めて気付かれないようにして航行する」という描写からも分かるように、衝突は避けるべき相手と認識されているようです。
特に、「凪の帯(カーム・ベルト)」と呼ばれる海域には超大型の「海王類」たちが所狭しと生息しているため、飛行能力やとても強力な悪魔の実の能力がなければ航行するのは不可能だと言われています。
ちなみに、王下七武海のひとり「ボア・ハンコック」が頭目を務める「九蛇海賊団」は、「海王類」たちが毛嫌いする毒を持つ「遊蛇(ユダ)」に船を引かせることで、「凪の帯」を自由に航行することができています。
「海獣(かいじゅう)」とは?
「海獣」とは、「ONE PIECE」の作中における大型の海洋生物たちの中でも海棲の哺乳類っぽいものを指す総称であり、先述した「海王類」とは区別されています。
「海獣」たちは実在する哺乳類に魚のヒレがついたような外見をしており、猫のようであれば「海ネコ」、ライオンのようであれば「海獅子」など「海+モデルとなった哺乳類の名称」の形で呼ばれています。
もともとアーロン一味に飼われていた牛のような特徴を持つ海牛「モーム」もこの「海獣」に括られ、他にもサイやキリン、ゴリラ、ゾウ、クマがモデルと思わしき「海獣」たちが作中に登場しています。
「海王類」と「海獣」の違い
「海王類」と「海獣」の違いを、分かりやすく解説します。
・「海王類」とは、「ONE PIECE」の作中における大型の海洋生物たちのことを指す総称です。
・「海獣」とは、「ONE PIECE」の作中における大型の海洋生物たちの中でも海棲の哺乳類っぽいものを指す総称であり、「海王類」には含まれません。
まとめ
「ONE PIECE」に登場する大型の海洋生物たちが「海王類」であり、大型の海洋生物の中でも哺乳類っぽいものは「海獣」として「海王類」とは区別されているということでした。
ただし、作中ではどちらの括りか分からない海洋生物もいくつか存在しており、今後の展開に何か関係しているのかもしれません。