ネルームとクルムーヴは、コンビから発売されたチャイルドシートです。
ネルームとクルムーヴの違いについて紹介します。
ネルームとは?
ネルームとは、ベビー用品の国内メーカーとして知られるコンビが開発したコンパクトなチャイルドシートです。
キッズデザイン賞を受賞するなど、高く評価されています。
軽自動車やコンパクトカーにもフィットするコンパクト設計になっており、シートの大きさや角度を調節することができます。
もしもの時には、衝撃を背中で吸収する仕組みになっています。
成長に合わせてヘッドレストの高さを変えられるので、0歳から4歳頃まで安心して使うことができます。
シートの背面につまみが付いているので、それをスライドするだけです。
8段階あるので、身長に合わせられます。
首から頭をしっかりと守ることができます。
また、指一本で360°ターンさせることが可能で、操作性に優れています。
どのリクライニングポジションでも、回転操作を行うことができます。
ネルームにはISOFIX固定タイプとベルト固定タイプがあります。
クルムーヴとは?
クルムーヴは、コンビが販売しているコンパクトタイプのチャイルドシートです。
コンビの回転するチャイルドシートの中では、最小サイズになっています。
小型車にのせるのにも最適ですし、車内を広々と使うことができます。
「ぽちっとターン」というボタンが付いていて、指一本で360°回転させられます。
また、「ぽちっとリクライニング」というボタンもあり、指一本でリクライニングを行うことも可能です。
前向きでも後ろ向きでも3段階に簡単にリクライニングを行うことができます。
ヘッドクッションや座面クッションなどフワフワのクッションが赤ちゃんを包み込み、快適かつ安全に守ってくれます。
従来品よりもクッションの厚みは増しています。
それからクルムーヴには、全てのモデルにISOFIXが搭載されています。
ネルームとクルムーヴの違い
クルムーヴはネルームの後継モデルなので、基本的な性能に大きな差はありません。
指一本で360°回転したりリクライニングができる機能はネルームからクルムーヴにそのまま受け継がれています。
ネルームとクルムーヴの大きな違いは、チャイルドシートを固定するための国際標準規格であるISOFIXが搭載されているかどうかです。
ネルームにはISOFIXが搭載されているものもありますが、固定ベルトタイプもあります。
クルムーヴの場合には、ISOFIXが搭載されているモデルのみです。
ネルームが発売された当時はISOFIXのアンカーが搭載されていない車も多かったため固定ベルトタイプもありましたが、現在はほとんどの車に搭載されていることからISOFIXのみになったようです。
まとめ
クルムーヴはネルームの後継モデルです。
チャイルドシートを固定する方式に違いがあります。
ISOFIXと固定ベルトの2種類あるのがネムールで、ISOFIXのみなのがクルムーヴです。