「当初」と「最初」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「当初」と「最初」の違い生活・教育

この記事では、「当初」「最初」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

この2点の違いや使い方を把握した上で、日常の様々なシーンで取り入れて役立ててみてください。

「当初」と「最初」の違い

最初に「当初」「最初」の違いをご説明致します。

「当初」「最初」の違いは、「想定していたものごと」の違いと「ものごとの一番はじめ」の違いと理解されると非常に解釈しやすいかと思います。

この違いをよく理解した上で、日常に是非とも役立ててみてください。


「当初」と「最初」の使い方の違い

この項目では「当初」「最初」の使い方の違いについて解説していきます。

先ず上記で解説した違いに、当てはめた上で話を進めていきます。

前者の場合は「想定していた(した)ものごとの一番はじめ」のことです。

後者の方は「ものごとの一番はじめ」を指しております。

したがって使い方としては、前者の場合は「当初の予定にはなかったけど~」という使い方をします。

また後者の場合「最初は話を聞いてから進めていこう~」という使い方をしますので、把握されておくと非常に便利に使えるかと思います。


「当初」の意味

ここでは「当初」の意味をご説明致します。

「当初」の意味とは、ものごとの一番はじめを指しており、時期等も指しているのです。

もちろんですが、想定していた(した)ものごとの一番はじめを指す場合の意味合いもありますので、しっかりと理解した上で、是非とも使ってみてください。

「当初」の使い方

次は「当初」の使い方について解説致します。

「当初」の使い方としては、基本的に想定していた(した)ものごとの一番はじめや時期を示しております。

したがって使い方としては、「結婚当初は非常に楽しかったけど~」という表現する際に使います。

しかしながら、「当初」という言葉は、普段の生活の中で利用頻度は高いものではないかと思います。

そして、人によって理解が違ってくる場合がありますので、おかれている状況や時期、相手に合わせた使い方をされることをオススメ致します。

「当初」を使った例文

次の項目では「当初」を使った例文を書いていきます。

・『開戦当初は破竹の勢いで進撃をした日本海軍』
・『入社当初は若かったけど・・・私も年を取ったものだ』
・『当初の予定よりも大分遅れているようだ』
・『当初はこんな事を考えている暇なかった』
・『当初は非常に優しかったけど今は冷たい人になってしまった』
以上が「当初」を使った例文となりますので、是非とも参考にしてみてください。

「当初」の類語

ここでは「当初」の類語を解説していきます。

「当初」の類語としては、「すべり出し」「取りつき」「序の口」「初頭」「入口」が類語となります。

基本的にものごとのはじめや始まり、最初に生じるものごとを指しているので、上手に使い分けてみてください。

「当初」の対義語

次は「当初」の対義語について解説致します。

「当初」の対義語としては、「終末」(しゅうまつ)「結末」(けつまつ)が対義語となります。

この対義語はものごとの終わりを指しております。

参考にしてみてください。

「最初」の意味

この項目では「最初」の意味をご説明致します。

「最初」の意味としては、ものごとの一番はじめを意味しております。

是非とも把握して日常の色々なシーンで役立ててみてください。

「最初」の使い方

次は「最初」の使い方を解説していきます。

「最初」の使い方としては、上記で解説した意味に当てはめた使い方をします。

すなわち、「最初にするべきことがあるのだ~」「最初のやり取りがビジネスにおいては非常に大切なので~」等という使い方をします。

是非とも使い方を把握して、自分なりに使い分けを考えて、実践してみてください。

「最初」を使った例文

次は「最初」を使った例文を書きます。

・『最初の印象が非常に大切なのだ』
・『あまりにも変わっていて最初は誰か分からなかったよ』
・『最初で最後の戦いになるであろう』
・『最初に相談を持ち掛けてきたのはそちらです』
・『最初に見た時の価格よりも大分安くなっているな』
以上が「最初」を使った例文となりますので、是非とも参考にして役立ててみてください。

「最初」の類語

ここでは簡単にではありますが、「最初」の類語を解説します。

「最初」の類語としては、「スタート」「真っ先」「一番」「起こり」「発端」等が類語となります。

「最初」の類語も、ものごとの一番はじめを意味しておりますので、参考にしてみてください。

「最初」の対義語

次は「最初」の対義語をご説明致します。

「最初」の対義語としては、「最後」が対義語となります。

「最後」はものごとの終わりや一番後ろ(あと)を指す意味です。

是非参考にして役立ててみてください。

「まとめ」

それでは「当初」「最初」の違いや使い方のまとめに入ります。

「当初」の場合は、想定された(した)ものごとの一番はじめや時期等を意味しております。

こちらの場合は、利用頻度は高いものではないかと思います。

よって置かれている状況や時期、相手によって使うべきか等を考慮する必要とされる部分があります。

「最初」の場合は、ものごとの一番はじめを意味しているのです。

基本的にこちらは、日常的に使いやすいでしょう。

この2つを上手に使い分けることによって、日常生活がもっと充実したものになる事を心より祈っております。

以上が「当初」「最初」の違いや使い方のまとめとします。