「息が合う」と「馬が合う」の違いとは?分かりやすく解釈

「息が合う」と「馬が合う」の違い生活・教育

この記事では、「息が合う」「馬が合う」の違いを分かりやすく説明していきます。

「息が合う」とは?

「息が合う」「いきがあう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「お互いの気持ちがぴったり一致する」という意味で、お互いの考え方や価値観がほぼ同じで共感しあえる様子のことです。

2つ目は「お互い行動する調子が一致する」という意味で、行動する時にのお互いのタイミングやリズムが調和していて、仕事がやり易い様子のことです。

3つ目は「お互いの考えが理解できる」という意味で、言葉で言わなくても意思疎通ができている様子のことです。

上記に共通するのは「お互いの調子がぴったり一致する」という意味です。


「息が合う」の使い方

「息が合う」は慣用句として「息が合う・息が合った」と使われたり、副詞として「息が合っている」などと使われます。

基本的に、お互いの気持ちや調子がぴったり一致して、一緒に仕事や行動し易い様子に使われる言葉です。


「馬が合う」とは?

「馬が合う」「うまがあう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「相手と相性が良い」という意味で、考え方や価値観が同じで一緒にいて盛り上がったり楽しいと思える様子のことです。

2つ目は「相手と意気投合する」という意味で、相手と意見が一致しておおいに盛り上がる様子のことです。

上記に共通するのは「相手と相性が良い」という意味です。

「馬が合う」は慣用句で、乗馬に由来する言葉です。

乗馬は騎手と乗り手がぴったり呼吸と調子を合わせることでスムーズに走らせられます。

「乗り手と馬の調子がぴったり合っていること」から使われる様になりました。

「馬が合う」の使い方

「馬が合う」は慣用句として「馬が合う・合った」と使われたり、副詞として「馬が合って盛り上がる」などと使われます。

基本的に、相手と相性が良く、盛り上がったり楽しいと感じる様子に使われる言葉です。

「息が合う」と「馬が合う」の違い

「息が合う」「お互いの気持ちや調子がぴったり一致して、一緒に仕事や行動し易い様子」という意味です。

「馬が合う」「相手と相性が良く、盛り上がったり楽しいと感じる様子」という意味です。

「息が合う」の例文

・『混合ダブルスで息が合ったプレーを見せる』
・『上司に頼んで息が合う同僚とチームを組ませてもらう』
・『あのバッテリーは幼馴なじみで息が合っている』
・『息が合ったツインギターを聴かせるバンドだ』

「馬が合う」の例文

・『彼とは性格が全く違うのになぜか馬が合う』
・『面接官とゴルフの話で馬が合い採用される』
・『学生時代から馬が合う友人とシェアハウスに住む』
・『居酒屋で初対面だが馬が合った人と連絡先を交換する』

まとめ

今回は「息が合う」「馬が合う」について紹介しました。

「息が合う」「気持ちや調子が一致する」「馬が合う」「相性が良い」と覚えておきましょう。