「読む」と「見る」と「詠む」の違いとは?分かりやすく解釈

「読む」と「見る」と「詠む」の違い生活・教育

この記事では、「読む」「見る」「詠む」の違いを分かりやすく説明していきます。

「読む」とは?

「読む」「よむ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「文字で書かれたものを声に出して表す」という意味で、文章を口に出して辿ることです。

2つめは「文字や図形などを見て、意味や内容を理解する」という意味で、文章や図形などで示された内容を把握することです。

3つ目は「外側を見て、意味や先行きなどを推し量る」という意味で、外面から心理やその先のことを予測することです。

上記に共通するのは「文面をたどる」という意味です。


「読む」の使い方

「読む」は動詞として「読む・読んだ」と使われたり、副詞として「読んで理解する」などと使われたり、名詞として「読みが深い・浅い」などと使われます。

基本的に、文字で書かれたものを声に出して表すことや、文字や図形、表現などから意味や内容を理解することに使われる言葉です。


「読む」の例文

・『久しぶりに本を読む』

「見る」とは?

「見る」「みる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「視覚でものの存在を捉える」という意味で、視力でものを認識することです。

2つ目は「見物・鑑賞する」という意味で、眺めて楽しむことです。

3つ目は「観察して判断する」という意味で、人やものごとに対して評価することです。

4つ目は「読んで知る」という意味で、文章を理解することです。

上記に共通するのは「視覚で理解する」という意味です。

「見る」の使い方

「見る」は動詞として「見る・見た」と使われたり、副詞として「見て驚く」などと使われます。

基本的に、視覚でものを捉えることや、視覚で捉えて楽しんだり判断したりすることに使われる言葉です。

「見る」の例文

・『急に大きな声がしたのでその方を見る』

「詠む」とは?

「詠む」「よむ」と読みます。

意味は「詩歌を作ること」で、季節の風景や心情などを、俳句や短歌、詩などに表すことです。

「詠む」の使い方

「詠む」は動詞として「詠む・詠んだ」と使われたり、副詞として「歌を詠んで味わう」などと使われたりします。

基本的に、詩歌を作ることに使われる限定的な言葉です。

「詠む」の例文

・『サラリーマン川柳を詠む』

「読む」と「見る」と「詠む」の違い

「読む」「文字で書かれたものを声に出して表すこと」「文字や図形、表現などから意味や内容を理解すること」という意味です。

「見る」「視覚でものを捉えること」「視覚で捉えて楽しんだり判断したりすること」という意味です。

「詠む」「詩歌を作ること」という意味です。

まとめ

今回は「読む」「見る」「詠む」について紹介しました。

「読む」「文字を声に出す」「内容を理解する」「見る」「視覚で捉える」「外面で判断する」「詠む」「詩歌を作ることのみ」と覚えておきましょう。